
これから健康になりたい
腸内環境が悪化する原因を知りたい
現在、原因不明の腹部膨満感に悩んでいる
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
みなさんのなかで、現在以下のような症状に悩まされている方はいますか?
- 肌が荒れる
- おならが臭い
- ウンチが臭い
- ストレスが溜まりやすい
- 便秘や下痢に悩んでいる
- 胃にガスがたまって気持ち悪い等
お恥ずかしい話、これらは全て私の体験談です。その原因の大半は胃腸が関与していました。
なぜ断言できるかと言うと、腸内環境が整った現在ではそういった問題がほとんど起こらなくなったからです。身体はそれほど正直ともいえます。
肌が荒れることが減り、おならやウンチのニオイも正常に。それらに伴うストレスもなくなり、朝に快便、色も芸術的。ガスがゴロゴロ?あるわけないです。
とはいえ、最高の腸内環境を手に入れるまでには相当な紆余曲折がありました。
みなさまにも最強の腸内環境を手に入れてほしい気持ちは山々ですが、口で言うほどかんたんではありません。ネット検索で「おなら 臭い 治し方」、「腸内環境 整える」などと検索すればわかるとおり、無数にあるほど根深い問題だからです。
この問題に関しては一つの記事で全て語るようなことはしません。ゆっくりじっくり。でも最短ルートを意識します。このブログに私が行った有益だと思われる方法論を全て書き記していくので頑張ってついてきてください。
そこでこの記事では手始めとして、私たち人間がやりがちな腸内環境を悪化させる代表的な原因を10個解説していきます。
この記事を読めば、腸内環境を悪化させる原因に対し、自分ができる対策を打つことができるようになるでしょう。
腸内環境に悪影響を与える10の原因


さっそく腸内悪化原因を箇条書きにしてみました。
- 腸内悪化原因1:お酒の飲みすぎ
- 腸内悪化原因2:タバコ
- 腸内悪化原因3:慢性的なストレス
- 腸内悪化原因4:不規則な生活をしている
- 腸内悪化原因5:食事バランスが悪い
- 腸内悪化原因6:運動不足(座りっぱなし)
- 腸内悪化原因7:抗生物質などの薬を飲んでいる
- 腸内悪化原因8:睡眠時間が短い
- 腸内悪化原因9:加齢
- 腸内悪化原因10:座りっぱなし
知っていることのほうが多いかと思いますが、「知っているのに直さない」のは、もしかするとまだ他人事のように考えているからかもしれません。ということでここからは、一つずつ原因と対策を探っていきましょう。
腸内悪化原因1:お酒の飲みすぎ
適度なお酒は血流を改善し、胃腸の働きを高めるとされています。
しかし、ひとたび付き合い方を間違えると腸内フローラを壊してしまうことがわかっているのです。米国国立衛生研究所(NIH)の研究では、アルコールを摂り過ぎることで大腸菌などの有害菌(悪玉菌)が増えてしまうことがわかっています。
他にもお酒を飲むことで食欲が増進されます。そこで野菜爆食い!!とかならまだいいのですが、ほとんどの場合、揚げ物や肉などのカロリーが高い食品を爆食いしがち。
体内に毒素が蔓延してしまうと、腸だけでなく、肝臓や他の臓器で炎症を引き起こすなどのトラブルにつながるおそれがあります。
このことからも、お酒の飲みすぎは腸内環境にとって良くありません。



お酒は私も大好きなので気をつけている。
例えば、家で飲む晩酌は「3杯まで」と決めて、1杯飲んだらお水も同じ量飲んでいるのだ。
それでもお酒はやめられない!!
人生においてお酒は切っても切り離せない!!という方もいるはず。
そんな方はせめて、サプリメントで足りない成分を補いましょう。私はお酒を飲むときはシリマリンを必ず飲むようにしているので、多少飲みすぎた日があったとしても二日酔いになることは滅多にないです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。


腸内悪化原因2:タバコ
タバコを吸うとドーパミン物質が出て交感神経を活発にします。
すると腸も過敏に活発になってしまうのです。
他にも、ストレスを緩和させるためにタバコを吸っていた方は、「タバコが吸いたいのに吸えない⇒イライラする」といったようなジレンマに陥ることもあります。
タバコは直接的に腸内環境を悪くするものではありませんが、有害性は言わずもがなです。
腸内悪化原因3:慢性的なストレス
腸には「腸脳相関」という働きがあります。これをかんたんに説明すると、脳と腸はつながっているというものです。もう少しかみくだくと、「腸の不調は精神的ストレスにつながり、精神的ストレスは腸の不調につながる」という、まさに文字どおりの相関関係。
負のスパイラルから脱するためにはストレスを最小限に抑えることです。とはいえ現代社会でストレスをゼロにするのは難しいところ。
しかし、対策がないわけではありません。
ストレスのほとんどが、「自分の思考」と「対人関係」の二つだと思われます。
私はこのタイプのストレス解消法をサプリメントで提示したいです。


この記事さえ読めば、あなたの問題が解決するかもしれませんん。
腸内悪化原因4:不規則な生活をしている
不規則な生活は、気持ちが不安定になったり食欲が落ちたりするなど、さまざまな悪循環を引き起こし、結果的に腸内フローラを乱すことがわかっています。
- 睡眠時間が短い
- 毎日寝る時間が違う
- 毎日食事の時間が違う
「不規則な生活」があなたのリズムになっている場合、直すのはかなり難しいです。一気に直そうとしてはいけません。
例えば、「睡眠時間は必ず7時間確保する」を1カ月続けてクリアする。それができたら「食事は毎日夜の7時から8時の間に行う」といったルールを追加する。といったように、少しずつ規則正しい生活に傾けるようにしていきましょう。
腸内悪化原因5:食事バランスが悪い
食事バランスが偏っていることも腸内環境を悪くする原因です。食事バランスが悪いとは、「善玉菌を増やす食品<悪玉菌を増やす食品」の状態を指します。
悪玉菌を増やす食品は、糖質や脂質です。
どちらも人間にとって欠かせない物質ですが、偏ると悪玉菌を増やす主要因となります。
食事バランスを良くするためには、食品のことを知ることが重要です。それには以下の記事が役立つでしょう。


そして、もっと突っ込んだ話をすると「食べ合わせ」や「食べる順番」も腸内環境に大きく起因します。こちらも記事にしていますのでよろしければどうぞ。


腸内悪化原因6:運動不足(座りっぱなし)
運動不足は、腸内環境の敵です。実際、2018年に行われた研究によると、運動は腸内の有用菌(善玉菌)を増やす効果があるとの報告があります。
他にも、腸のぜん動運動が活発になることで、便秘や下痢になりにくくなることも良好な腸内環境に起因しているそうです。
運動内容は、「少し息が上がるくらいの強度を週3回15分以上」行うことをおすすめします。個人的に最もおすすめなのは、HIITトレーニングです。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)は、負荷の高い運動と小休憩を繰り返す運動で、アンチエイジング効果などに高い効果が期待されています。
よくやるHIITを3つだけご紹介します。(初級・中級・上級の順番)
これらはいずれも男性向けです!!!!女性の方は、YouTubeにて「HIIT」で検索して、女性YouTuberがやっているものにチャレンジしてみてください。



余談だが2022年7月現在毎日やっているHIITはコレだ。自分に合うモノを見つけたら毎日取り組むといいぞ。
腸内悪化原因7:抗生物質などの薬を飲んでいる
腸内は多様性もった細菌を保つことで整います。
しかし、抗生物質は病原菌だけ都合よく排除するものではなく、大切な腸内細菌まで多く殺してしまうのです。
たとえば2008年の実験では、たった一回の使用委でも腸内細菌の3分の1が死に、そのダメージは半年が過ぎても回復しなかったというデータがあります。このことから、熱がでても緊急性がない場合は、抗生物質に頼らない古典的な解熱方法に立ち返るべきです。
ほかにも、日々の運動や規則正しい生活によって、免疫力の高い状態をなるべく維持して、風邪を引きにくい体質を作っていきましょう。



ちなみに私は「藤川理論」を本格的に取り入れて以来、風邪を一度も引いていない!!(もう3年くらい!)


腸内悪化原因8:睡眠時間が短い
睡眠は1日のパフォーマンスを大きく左右することは広く知られていますが、腸内環境にも影響していることはご存知でしょうか。
睡眠の質が改善することが腸内環境の改善に優位に働いたことが実験によりわかっています。睡眠改善に伴うことで増加するのが短鎖脂肪酸という物質。
この物質が増加すると、免疫能や糖代謝、エネルギー代謝の改善、基礎代謝の増加、体温上昇、インスリン感受性の改善、痩せやすくなるなどのメリットがあります。
腸内環境だけでなく、肥満改善につながるなんて、やっぱり睡眠ってすごい!!
腸内悪化原因9:加齢
生き物である以上、加齢には逆らえません。そして一般的に、腸内環境も加齢に伴い悪化します。特に顕著なのは、ビフィズス菌(善玉菌)の減少、ウェルシュ菌(悪玉菌)の増加。
大人である私たちが腸内環境を良い状態にキープするには、腸内に悪い習慣を減らして良い習慣を取り入れることだけでなく、腸内環境を整えるサプリメントなどで補助することも大切です。


腸内悪化原因10:座りっぱなし
座りっぱなしでいることは腸内フローラにとってマイナスです。
座りっぱなしな人は、アクティブな生活をしている人と比べてぜん動運動が起こらないため、下痢や便秘、ガスだまりが起こりやすくなります。また、カラダに良いはたらきをする有用菌(善玉菌)が少ないという報告もあります。
デスクワークをしている方は、帰宅後の運動だけでなく、デスクに座りながらできるかんたんな運動も取り入れてみましょう。



私も本業はデザイナーなので毎日座りっぱなしだ。
以下の動画を見ながらストレッチをしているぞ。
在宅ワーカーの方は思い切って床でストレッチやヨガもおすすめです!
おわりに:腸内を悪化させる習慣を断とう!!


いかがだったでしょうか。
腸内環境は日々の習慣で作られています。
いくら腸にいいことをしても改善しないのは、腸内に悪いことをしつづけてきたツケが回ってきているというわけです。特に本日紹介した項目のうち半分以上あてはまっている方は要注意。
とはいえ、ずっとやりつづけてきたことは一種の癖になっています。いきなりズバっとやめるのは難しいのも事実です。ですが、今日から心を入れ替えて今から減らせそうと思ったことにはすぐさま取り組んでみてください。
その代わりに腸が喜ぶものを取り入れていくのです。そうすることであなたの腸内はじょじょにピカピカになっていきます。そう。腸内は何度でも蘇るのです。
あなたの腸活に幸あれ。