- アーシングを怪しいと感じている
- アーシングの科学的な効果を知りたい
- アーシングの正しいやり方を知りたい
今日は、ちょっと不思議な健康法「アーシング」について、お話ししたいと思います。
アーシングとは、ずばり「大地とつながること」。
裸足で地面に立ったり、アーシングマットの上で寝たりすることで、体内の電子バランスを整えるんだとか。そのことでさまざまな健康効果を得られるようです。
ここまで聞くと「は?意味不明!」「絶対胡散臭いでしょ!」と思いますよね。
私も最初は半信半疑でした。でも論文を調べるうちに、その信じられない効果に度肝を抜かれました。
今日は、多くの人が半信半疑な「アーシング」について、その驚くべき効果と正しいやり方を、科学的に徹底解説していきますよ!
私は本日紹介する効果を知ってから自然に裸足で触れる機会が増えた。現在も週に最低1回は裸足で自然を歩く習慣を実践している。
アーシングとは「裸足で大地に触れる健康法」
アーシングとは、裸足で直接大地に触れることで、体内の電気バランスを整える健康法です。
私たちの体内では、さまざまな生理的プロセスによって電子のバランスが崩れがちです。一方、地球表面は大量の電子を蓄えており、常に安定した電位(0ボルト)を保っています。
アーシングの原理は、この地球表面の安定した電位を利用するというものです。
裸足で地面に立つことで、体内の過剰な正電荷(プラス電子)が地面に流れ、放電されます。つまり、アーシングによって体内の電子バランスが中和され、安定した状態に戻るのです。
また、地球表面の電子は抗酸化作用を持つと考えられています。体内で発生した活性酸素などのフリーラジカルは、プラス電子です。
これらのフリーラジカルは細胞にダメージを与えますが、アーシングで体内に取り込まれたマイナス電子と結びつくことで中和され、無害化されます。
ざっくりいうと、アーシングには体内の電気バランスを整える効果と、抗酸化による細胞保護の効果があると言えるでしょう。
「ちょっとよくわからない」という方は、お医者さんの解説(8分)もセットでチェックしてみましょう。
次に、このアーシングの効果を海外の論文内容を引用しつつ、具体的に解説していきます。
アーシングがもつ4つの効果
アーシングは以下のような効果があるとされています。
- 炎症と免疫システムへの影響
- 心臓の健康への効果
- 筋肉損傷と痛みの軽減
- 気分とストレスの改善
早速、1つずつ解説していきます。
炎症と免疫システムへの影響
2015年に発表された、あるレビュー研究では、アーシングが生きた細胞間のマトリックス(細胞外マトリックス)に影響を与えると示唆されています。
このマトリックスには電気伝導性があり、抗酸化物質と共に免疫システムの防御として機能します。
これはアーシングによって、体内に電子が取り込まれることで、この細胞外マトリックスの機能が活性化され、抗酸化物質の働きが強化されるのではないかと考えられています。その結果、体の自然な防御機能、つまり免疫システムの機能を回復させられる可能性があるのです。
心臓の健康への効果
小規模な2013年の研究では、アーシングが心血管に及ぼす影響について調査されています。
10人の健康な参加者は、手のひらと足の裏にアーシング用のパッチを貼り、アーシングを行いました。
その結果、アーシング後には赤血球の凝集が明らかに減少したのです。
赤血球が凝集すると、血液の流れが悪くなり、血管内で詰まりを起こしやすくなります。
つまりアーシングを行うことで、心臓血管の健康に役立つわけです。
これは、アーシングによって体内に取り込まれた電子が、赤血球の表面の性質を変化させ、凝集しにくくしたのではないかと推測されています。実際、赤血球の凝集が減れば、血液の流れが改善され、心臓や血管の健康につながる可能性があります。
筋肉損傷と痛みの軽減
2015年に行われたやや大規模な研究では、運動後の筋肉損傷に対するアーシングの効果が調査されました。
この研究では、アーシングパッチとマットの両方を使用し、アーシングの前後でクレアチンキナーゼ(CK)、白血球数、痛みのレベルを測定しました。
血液検査の結果、アーシングを行ったグループでは、CKと白血球数の上昇が抑えられ、筋肉の損傷と炎症が軽減されたことが示唆されました。また、参加者の痛みの自己評価も、アーシングを行ったグループで低くなりました。
研究者たちは、アーシングによって体内に取り込まれた電子が、抗酸化物質として働き、運動による酸化ストレスから筋肉を守ったのではないかと推測しています。また、炎症を抑えることで、痛みも軽減されたと考えられます。
気分とストレスの改善
16人のマッサージセラピストを対象とした2019年の研究では、アーシング療法後に痛み、ストレス、抑うつ、疲労のすべてが減少したことが報告されています。
この研究では、肉体的に過酷な仕事であるマッサージセラピストたちが、アーシングを行う期間と行わない期間を交互に繰り返しました。
アーシング療法を受ける前は、マッサージセラピストたちの多くが、肉体的・精神的ストレスと痛みを訴えていました。これは、彼らの仕事による一般的な副作用と考えられています。
しかし、アーシング療法を受けた後、参加者の間で痛み、ストレス、抑うつ、疲労のすべてが有意に減少したのです。ちなみにコルチゾールが減ると睡眠の質もぶちあがります。
研究者たちは、アーシングによって体内に取り込まれた電子が、炎症を抑制し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を減らすことで、これらの症状の改善につながったのではないかと推測しています。
アーシングのやり方
アーシングと一口にいってもさまざまな方法があります。どの方法も、私たち人間を大地と再びつなげることに重点を置いています。直接的、あるいは間接的に大地と触れ合うことで、アーシングを実践することができるのです。
現代社会では難しいのですが、毎日20~30分のアーシングを習慣にすることで、前述したような効果を最大限得られるとされている。私は週に1回でも効果を実感しているから各々の事情に合わせて取り組んで欲しい。
裸足で歩く
暖かい夏の日、外に出て草の上を裸足で歩きたくなったことはありませんか?アーシングを始める最も簡単な方法の1つが、裸足で歩くことです。
草の上でも、砂の上でも、泥の上でも、肌が自然の大地に直接触れることで、アーシングのエネルギーを得ることができます。
地面に横たわる
アーシング効果は足だけでなく、全身から得られます。地面に寝転がることで、肌と大地の接触面積を増やすことができます。公園の芝生や、ビーチの砂浜などが最適です。
水の中で泳ぐ
アーシングの提唱者たちは、大地と同様に、水もアーシングに利用できると言います。
キレイな湖や海で泳ぐことが、アーシングの方法として推奨されています。ただし、特に濁った水や深い海では、安全に十分注意しましょう。
アーシング用具を使う
外出してアーシングするのが難しい場合は、代替手段もあります。1つの方法は、金属製のロッドを屋外の地面に挿し、ワイヤーでそのロッドと体をつなぐというものです。
金属ロッドを使うのに抵抗がある場合は、他のアーシング用具も利用できます。日常生活にアーシングを取り入れるのに効果的な用具には、以下のようなものがあります:
- アーシングマット
- アーシングシーツやブランケット
- アーシングソックス
- アーシングバンドやパッチ
これらの用具は、体と大地をつなぐ導体の役割を果たします。裸足で外を歩けない状況でも、家の中でアーシングを実践することができるのです。
大変申し訳ないが、これらはまだ試したことがないため当記事で具体的な商品の紹介は省略する。
おわりに:アーシングは地球のエネルギーと調和する手段。
現代社会に生きる私たちは、どこかで自然との繋がりを失ってしまいました。
アーシングは、私たちが本来持っていた自然との調和を取り戻す、とってもシンプルな方法です。
アーシングを始めると、まず感じるのは、体の痛みやこわばりが和らぐことです。それは、アーシングが炎症を抑え、筋肉の回復を助けてくれるから。
次に、ストレスが減り、気分が改善されていくのを感じるでしょう。アーシングによって、コルチゾールなどのストレスホルモンが減少し、自律神経のバランスが整うためです。
さらに、アーシングを続けることで、心臓血管系の健康も改善されていきます。血液の流れがスムーズになり、心臓の負担が軽減されるのです。
大地と直接つながることで、私たちは地球と間接的に調和しパワーを頂けます。
裸足で公園を散歩したり、芝生の上で昼寝したり…。
みなさんも毎日じゃなくていいので、ちょっとだけでもアーシングの時間を作ってみてください。
きっと心も体も、リフレッシュできるはずです。