こんにちは、サプリメンターのSHOです。(サプリメンター=サプリメントで健康向上を志す者)
みなさん、サプリメント飲んでいますか?
これまで私はブログでさまざまなサプリメント情報について発信してきました。
しかし、さまざまなサプリを飲み下すなかで、「みんなが言うほど効果を実感しなかったもの」や、「逆に吐き気などの副作用で飲めなかったもの」などがありました。
それは何故か。この疑問を解消しようとして生まれたのがこの記事です。
どうすればもっと快適にサプリメントを摂取できるのか。そして、サプリメントの効果を実感するにはどうしたらいいのか。これらを研究してベストな方法をついに発見しました。
この記事を読むことで、サプリメントの効果を最大限に高める方法がわかり、狙った効果を得られるようになるでしょう。
サプリメントの効果を最大限に高める7つの方法

サプリメントの効果を最大限に高めるためには以下の7つの方法を実践していただきます。
- 用量を守る
- 常温水で飲む
- 食事をきちんと摂る
- 食後、または食事の最中に飲む
- 薬を服用している人は医師に相談を
- サプリメント同士の相性を考える
- サプリメントは「足りないものを補う」という感覚を持つ
とはいえ一気に取り入れるのは精神衛生上よくありませんので、自分ができることから一つずつチャレンジしていってみてください。
用量を守る

用量を守るのはサプリメンターの基本です。
たくさん飲むほど良い効果があるだろう!と思って飲んでも、過剰な分は排泄されますし、最悪の場合、過剰症が起きることもあります。健康は命ある限り続く長期戦。焦ってはいけません。
例えば、ビタミンAの過剰摂取は頭痛や食欲不振。ビタミンCの過剰摂取は腎臓結石などのリスク向上。ビタミンEの過剰摂取に関しては、寿命が短くなる。といったデータがあります。
とはいえ、日本で定められている摂取目安量は少なすぎてあまり参考になりませんので、特に持病がなく健康体の方は、商品パッケージに書かれている摂取量を参考にしてください。
常温水で飲む

水で飲むのが正解というより、水で飲むのが無難であるというのが正しいです。
水以外で飲むと、サプリメントの種類によっては以下のような副反応が現れる可能性があります。
例えば
- スポーツ飲料水
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カルシウムなどのミネラルが含まれているため薬の成分を弱らせる可能性がある
- グレープフルーツジュース
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薬の代謝酵素の働きを弱める有機化合物(フラノクマリン)を含むため、薬の代謝に時間がかかってしまい、効果を増強させるので、場合により危険
- コーヒー、お茶、紅茶
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カフェインやタンニンは、サプリメントの栄養素と結合して吸収を妨げる場合がある
- 牛乳、乳製品
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有効成分がカルシウムと結合して、効果が半減してしまう可能性あります
- アルコール
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アルコールは多くの薬の働きに影響を及ぼす。血中濃度の上昇によるサプリメントの作用・副作用の増強の可能性がある。
以上の点を考慮すれば、リスクが一番低いのが常温水ということがわかります。冷水じゃないと飲めないという方もできるだけ、薬やサプリメントを飲むときだけは常温に近い温度で飲むことをおすすめします。
なぜなら、冷水ではサプリメントが胃や小腸で溶けにくく、十分に吸収されないからです。これすなわち効き目が出にくくなるということ。冷蔵庫に入っていた水をわざわざ常温に戻す必要はないかと思いますが、氷が入ったきんきんな水で飲まないように意識してみましょう。
食事をきちんと摂る

皆さんもご存じのとおりサプリメントは食事の代用品ではありません。
糖質、脂質、たんぱく質という3大栄養素がなければサプリメントの効果は充分に発揮できません。特に重要なのは、脂質とたんぱく質です。
脂質は脂溶性のサプリメントの代謝に役立ち、たんぱく質はサプリメントの代謝に重要な役割を持ちます。きちんと食事を取った上でサプリメントを飲むようにしましょう。
食後、または食事の最中に飲む

サプリメントを飲むタイミングは食後です。
もし忘れそうなら食事の途中で飲んでください。
食後に飲む理由は、サプリメントのなかには食事と一緒じゃないと吸収しないものも多いためです。
例えば、ビタミンA・E・などの脂溶性ビタミンは、脂質のある食事とともに取ることで吸収率が上がります。また、ビタミンB・Cなどの水溶性ビタミンは2~3時間で排出されますので、一気に取るのではなく、こまめに補給しましょう。
このように、それぞれの特徴を理解して摂取していくと、効果が段違いに上がります。ただし、一気に覚えることは難しいので、サプリメントを摂る習慣が身についてきたら考えてみるとよいかもしれません。
薬を服用している人は医師に相談を

サプリメントは食物由来のものが多いので基本的には安全ですが、薬と併用する際は飲み合わせが良くないことで副作用が出ることがあります。病院で処方されている薬がある場合は医師に相談をして下さい。
少しだけ代表的な例を上げます。
- クロレラ含有食品・青汁(ケール)・スピルリナ
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ビタミンKを多く含み、血液凝固防止剤ワルファリンの作用を阻害し、薬の効果を弱める。
- セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)
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抗てんかん薬・気管支拡張薬・強心薬・抗不整脈薬・免疫抑制剤・血液凝固剤などの薬の効果が弱くなるおそれがある。
- イチョウ葉エキス
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抗血小板作用(血を固まりにくくする)があるため、血液凝固防止薬・解熱鎮痛剤との併用により、出血傾向が強くなる可能性がある。
- DHA
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血糖値を上昇させる効果もあるため、糖尿病治療薬と相性が良くありません。(糖尿病は他にもダメな組み合わせが非常に多いので注意)
サプリメント同士の相性を考える

「薬×サプリメント」の飲み合わせによって、薬の副作用が強く出るように、サプリメント同士にも実は相性があります。相性が悪いサプリメント同士を摂取することで、所要量を守っていても副反応が強くなる場合があるのです。
- ハーブ×ハーブ(似た効用のハーブ同時摂取で副反応の可能性あり)
- 鉄×ビタミンE(吸収効率が悪くなる)
- 鉄×タンニン(タンニンが鉄の吸収を阻害)
- 亜鉛×カルシウム(吸収効率が悪くなる)
これは一例に過ぎません。
扱うサプリの種類が増えるとこういったトラブルがたまに起きます。
このときに、起きた不調が体調によるものなのか、飲み合わせが悪かったのか検証することが必要です。健康を本気で志すのであれば、健康に時間をかけ、全面的に向き合う姿勢をもちましょう。
サプリメントは「足りないものを補う」という感覚を持つ

サプリメントは栄養補助食品です。つまり、足りないものを補うための栄養素ともいえます。なので、今のあなたの現状の悩みに合わせて摂取するサプリを変えていくことが重要です。
間違っても「必要な栄養素は全てサプリメントで摂取しているから毎日カップ麺でいいや」といったことはしないでください。何事もバランスが大事なのです。
おわりに:共にサプリメンターを目指そう

今回のまとめです。
これらは一つ一つ見ればどれもあたり前でかんたんなこと。ですが全部できている人は私含めてほとんどいません。今回の記事をきっかけに普段の生活からサプリメントとの付き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。
それではあなたのサプ活に幸あれ!
- 用量を守る
- 常温水で飲む
- 食事をきちんと摂る
- 食後、または食事の最中に飲む
- 薬を服用している人は医師に相談を
- サプリメント同士の相性を考える
- サプリメントは「足りないものを補う」という感覚を持つ