ケンイチ食事をするとすぐにお腹が張る
お腹にガスが溜まりやすくてゴロゴロする
過敏性腸症候群(IBS)・SIBO・乳糖不耐症にうんざりしている
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
消化酵素は重要な働きをしています。
食べ物を適切に分解して、体のエネルギー（燃料）にするために不可欠な存在です。
消化酵素は、基本的にあなたの体から自然に生成されます。しかし、胃腸になんらかのトラブルが発生している場合は、十分な消化酵素が生成されません。
十分な消化酵素が生成されていないと、食事によって起こるお腹のガスや膨満感、消化不良、肌荒れ、疲労感、便秘や下痢などの症状に悩まされます。
このようなケースには消化酵素のサプリが劇的に役立つ確率が高いです。
実際に私は、1日100回以上ガスが出たり、必ず来る膨満感に悩まされていた時期に消化酵素を摂ることで改善しました。
そこでこの記事では、消化酵素とはいったいなんなのか、またどのようなケースで役立つのか、そしてどれを選べばいいのかを解説します。この記事を読むことであなたの消化不良から起こるトラブルが驚くほど減るでしょう。
消化酵素とは「食べ物を体内で分解して消化吸収するために働く酵素」
消化酵素を一言で説明すると「食べ物を体内で分解して消化吸収するために働く酵素」です。ぼんやりしていますね。つまり消化酵素がなければ、食べ物をきちんと分解できずに、消化不良が起こります。
消化不良によって厄介な問題が次々と起こります。
それが、お腹のガスや膨満感の正体、下痢や便秘の正体です。
例えば、「ヨーグルトを食べるとお腹がゴロゴロする」、「ラーメンや焼肉で胃もたれする」、「ケーキを食べると肌が荒れた」などの症状があなたにあるとします。
このような症状は、摂取する食物のせいではなく、それらの食品に対する消化酵素があなたの体のなかで十分に生成されてないからなのです。（※）（※）
このとき、食物を消化するために適切な消化酵素を補給することによって、胃のガスを減らすことができます。その方法として、外から補うのが消化酵素サプリというわけです。
先ほどのヨーグルトの例だと、「ラクターゼ」という消化酵素を摂れば解決します。ラクターゼをヨーグルトを食べる前に摂取しておくことで、原因物質である乳糖の分解を促進。これにより乳糖不耐症によるガスや膨満感を防ぐことができるのです。（※）
焼肉には、「プロテアーゼ」と「リパーゼ」を摂っておけば問題なく消化できるでしょう。
ほかの食品においても原理は同じです。
適切な消化酵素サプリメントを食前に摂取することで、消化不良を原因とするトラブルから解放されます。
酵素によって役割はさまざま！たくさんある酵素の種類と役割
それぞれの酵素には与えられた仕事があります。
ここでは代表的な酵素と効果をカンタンに説明します。
- アミラーゼ
-
炭水化物を消化しブドウ糖に分解する酵素。唾液に含まれる。
- プロテアーゼ
-
タンパク質を分解する酵素。消化液に含まれる。
- リパーゼ
-
脂肪を分解する酵素。腎臓に含まれる。
- セルラーゼ
-
野菜などに含まれる繊維質セルロースを分解する酵素。セルロース分解菌(アオカビ，コウジカビ，木材腐朽菌など)，セルロース分解細菌などに含まれる。
- ラクターゼ
-
乳糖を分解する酵素。ほとんどの成人はもはやラクターゼを生成しないため、多くの人が乳製品を消化できず、乳糖不耐症に悩まされています（※）。
バイオハッカー「sii」このような酵素が体内にあるから、我々の消化はいつも正常なのだ。それぞれの人がもつ酵素量によって、食物の消化で得意分野と苦手分野がでる。
助手つまり、アミラーゼ能力が高い人はお米とかの消化が得意。プロテアーゼ能力が高い人は鶏肉とかのお肉の消化が得意ってわけね。
バイオハッカー「sii」そういうことだ。自分が持つ酵素量によって消化能力が「低い分野・高い分野」の判別が可能なのだ。
たとえば、脂質を摂るとよく胃がもたれるなんて人は、「リパーゼ」が足りていない可能性が高いといった具合だ。
このように見ることで自分に必要な酵素が一目瞭然でわかるぞ。
体内の消化酵素レベルが低いと起こる症状
- 便がくさくなる
- 強い疲労感が残る
- 肌の調子が悪くなる
- お腹が張りやすくなる
- 便秘や下痢を繰り返す
- ガスが止まらなくなる
- 栄養失調の症状がでる
ほかにも消化酵素レベルが低くなっているサインとしては、「脱水、貧血、食欲不振、胃痛」「便の中に未消化の食べ物の断片が頻繁に見える」「ステアトロレア（未消化の脂肪や油が便に混じる）」「消化不良による意図しない体重減少」などと非常に幅広いです。
このように、酵素の不足は、しばしば他の消化器系の問題と症状を共有するため、診断が困難な場合があります。どちらにせよ、消化酵素は体内にも常にある安全な成分なので摂ってみて症状がどうなるか観察してみることが近道かもしれません。
ですが、栄養価の高い食品を食べてもこのような症状が出る場合は、消化酵素に問題がある可能性が高いと判断してもいいでしょう。
別のパターンとして、酵素をしっかり摂っているかどうかに関わらず、過敏症を引き起こす食品を食べた後に、同様の消化器症状を経験することもあります。その場合は酵素を摂ることよりもその食品を食べないようにすることが大事です。
体内の酵素が減る原因は、悪い「生活習慣と食習慣」。
我々にとって必要不可欠な酵素たちが減ってしまう主な原因を一言で申し上げますと、「解毒プロセス」の影響です。
例えると、外から入ってくる悪いもの（揚げ物やケーキなど）と体内の良いもの（酵素）が相殺されるイメージを持つとわかりやすいかもしれません。また、体に悪い食べ物だけが原因ではなく、乱れた生活習慣や排気ガスなども酵素は毒素として相殺されてしまいます。
「酵素が増える生活習慣＜酵素が減る生活習慣」に傾くと一気に先ほど紹介した症状が現れるのです。
一般的に、”酵素を減らす”生活習慣には以下のようなものが挙げられます。
ほかにも、加齢や抗生物質の使用、ストレスなども酵素が不足する大きな原因になります。
つまり、酵素が減る原因を挙げ始めるのはキリがないのです。私たちが生きていくうえで、酵素が自然減少してしまうことは避けられない運命にあるといっても言い過ぎではありません。
まずは、自分が以下のようなループにハマってしまっていることに気付きましょう。
酵素が減る流れ
このループから手っ取り早く逃れる方法は、酵素を増やすことが一番の近道なのです。
実際に私は、「酵素が枯渇しきっているせいで、SIBO、IBS、乳糖不耐症由来のガスや腹部膨満感などの症状がなかなか改善しない」という仮説を立てて、自分の体で検証し、その結果改善しました。（その方法は次の見出しで解説します。）
体内酵素を爆増させてあらゆる胃腸トラブルから解放されるたった1つの提案
いろいろお伝えしましたが、私からの提案はたったの1つだけです。
適切な酵素がたっぷり入ったサプリメントを食事前に服用すること。
サプリを利用せずとも体内酵素を増やす方法は確かにたくさんあります。一般的には以下のような方法です。
- 体を冷やさないこと。
- ストレスを溜めないこと。
- 先ほど挙げた「悪い習慣」をすべて無くすこと。
- 酵素がたくさん含まれている食物を摂取すること。
- よく噛んでアミラーゼという酵素を分泌させること。
ですが、これを毎日意識して１００点をとり続けることはほぼ不可能だと思いませんか？
よく噛むことくらいは百歩譲って頑張る。でもときに体は冷えますし、ときにストレスは溜まります。酵素がたくさん含まれている食物を毎日かならず摂取できるとも限りません。お酒だってのみたいです。
それならもう、科学が生み出したサプリという英知をしっかりと使いこなすほうがラクで効果的です。そして、サプリを摂りつつ、少しずつ自然に体内酵素を増やす手段を実践していくほうがベストだと思いませんか。
これこそ酵素不足による問題を解決する唯一にして最大の糸口だと私は確信しています。
「じゃあ今すぐそのサプリとやらを教えてくれ！！！」と思われているかもしれません。
しかし、もう少しお付き合いください。
次に紹介するのは「酵素はなぜサプリで摂る必要があるのか？」です。
ここを飛ばさずに知っておくことで、サプリを実生活のなかで役立てる意味をきちんと理解できます。今後の生活であなたを救う選択肢が大きく広がるのです。
バイオハッカー「sii」どうしてもさきにサプリを見たい場合は「腸内環境を改善するおすすめ酵素３選+α」からジャンプしてくれ。
酵素はなぜサプリメントで摂る必要があるのか？
酵素をサプリメントで摂る必要性について3つ理由があります。
- １００点満点の生活を続けるのは至難の業だから
- 人によっては体内で上手く作れない酵素があるから
- 食事だけで必要じゅうぶんな酵素を摂ることは難しいから
１００点満点の生活を続けるのは至難の業だから
体を冷やさない、ストレスを溜めない、酵素がたくさん含まれている食物を摂取する、よく噛んでアミラーゼという酵素を分泌させるetc…。
これじゃあまだまだ60点です。
100点に近づけるには、「正しい食事、水分摂取、正しい排泄、正しい呼吸、適度な運動、上手な休息・睡眠、笑いと幸福感」etc…。いやいや、これで90点くらいでしょうか。
私たちは忙しいのです。
酵素のためだけに全部を完璧にすることなんてことさら不可能。というより、完璧にしようと思ってもボロが出るのが人間ですし、ここまで完璧だとむしろストレスが溜まります。
バイオハッカー「sii」ちなみに私の（酵素なしの）自己採点は60点くらいだ。
これでも努力しているのでおそらく高い方だ。
しかし、胃腸は60点分の仕事しかしてくれません。だから、彼らに栄養を与えてあげるのです。
酵素サプリを飲むと体感的には、20～30点くらいアップします。つまり、現在60～70点くらいの方は、サプリを飲むだけでコンスタントに80～90点を出せるようになります。
腸内環境１０点の人がサプリを摂っていきなり９０点になることはありません。せいぜい４０～５０点がいいところです。（それでも摂らないよりは全然マシですね）
少しでも１００点に近づけたいなら普段の生活や食習慣も平行して改めていきましょう。
人によっては体内で上手く作れない酵素があるから
世の中に健康な人はごまんといます。
その人たちのなかには、不摂生をしてても健康な人もいます。
体はふとっちょだけど、酒をいいだけ飲んで焼肉を１０人前食べてライスを３杯おかわりしても、次の日も標本にしたいくらいキレイなうんちが出ていて、毎日イキイキしている人
これは極端な例ですが、あなたの周りにも1人や2人いるでしょう。
このような人たちは、「どのような食べ物にも対応できる圧倒的な酵素の質と量で毒素を殲滅する」といった力業を使える少数戦闘民族です。つまり我々とは別の生命体。うらやましい限りです。（そんな強靭な方も、悪習慣を続けていれば必ずどこかで体を壊しますが…）
つまり、あなたが体内でじゅうぶんに生成できない酵素は外で摂るべきなのです。
食事だけで必要じゅうぶんな酵素を摂ることは難しいから
食物でも食物酵素というもので酵素を摂ることはできます。しかし、サプリメントと同じ量の酵素を摂るのはほぼ不可能です。1000ｍｇのビタミンをレモンで摂ろうとすると、50個食べなければならないように、酵素も消化に必要量を摂ろうとするとエライ量になってしまう場合があります。
酵素にはさまざまな種類があり、ラクターゼを摂りたい、アミラーゼを摂りたい、キシラナーゼを摂りたいetc…と食事から必要な酵素をすべて摂ろうとするとカロリー過多や偏食といった問題が起こります。
なので、サプリで酵素を体内に仕込んでおくことが合理的なのです。
一部の触れ込みでは、「サプリメントは基本的に胃腸の中で分解されるから体で直接作用はしない。食品から摂取するからこそ意味がある」といった意見も耳にします。
しかし、少なくとも私はサプリで改善しました。
しかも、これから紹介する酵素は数万にもおよぶユーザーレビューがあります。それを見ても明らかなとおり、長年の胃腸トラブルが酵素によって解決した人は後を絶ちません。
ここで私が強くお伝えしたいのは、どちらが正しいのかという不毛な議論をしたいということではありません。私は医療従事者ではなく、たんなる元患者です。悩みが解決するか否かしか興味がありません。そして、解決しました。ただそれだけです。
というわけでいよいよ酵素の紹介に入らせていただきます。
胃腸トラブルをたちまち改善するおすすめ酵素2選
さあ、大変お待たせしました。
ここまで読んできたあなたは酵素に関して人並み以上の知識を得ているはずです。
そこでいよいよ、最強の酵素サプリメントのご紹介です。
ここで私が提唱したい酵素サプリメントの飲み方は、「ケースバイケースで飲み分けていく」という方法です。
その理由は、「効果の高すぎるものを飲み続けると体内の酵素生成能力が減る可能性があるから」、「酵素の量や種類が増えるほど高くなるので、食べるモノや体調によって飲むサプリを変更する方がコスパがいいから」、です。
つまり、普段は、酵素能力「弱」を飲む。沢山食べる日や腸内環境が明らかに不調な日などは酵素能力「強」を飲む。乳糖などの消化に苦戦しそうな食物にはとんぷく的にラクターゼを使用する。このように、酵素の種類を複数使い分けることを推奨します。
＼摂取タイミングは全て食前15～30分前がベストです！／
【とりあえずコレ】消化酵素のカリスマ的存在「Enzymedica Digest Basic」
特徴：全体的なバランスが良いオールラウンダー。
Enzymedica Digest Basic 180粒は私が必ず毎日飲んでいる酵素の一つです。
多彩な酵素が入っているので、「炭水化物、脂質、タンパク質」、どのような食事にも対応できます。
ただし、酵素の量自体はそこまで多くないので、重たい食事を摂りがちなディナータイムにはやや力不足です。
とはいえ、コスパは抜群にいい。まさに死角なしのオールラウンダー！！
これらの点を踏まえると、「Basic」のおすすめ服用タイミングは、日常的な食事の前です。
バイオハッカー「sii」普段の昼食のようなカンタンな食事はこれでじゅうぶんだ。
有効成分解説
- プロテアーゼ
-
タンパク質を分解する酵素。消化液に含まれる。
- アミラーゼ
-
炭水化物を消化しブドウ糖に分解する酵素。唾液に含まれる。
- ペクチナーゼ
-
植物に含まれる有害物質「ペクチン」の分解を促進する
- マルターゼ
-
小腸で分泌される消化酵素で、各消化器官で分解された物質をさらに細かく分解する
- グルコアミラーゼ
-
アミロースやアミロペクチンと呼ばれるデンプンに含まれる成分の分解を促進する
- セルラーゼ
-
野菜などに含まれる繊維質セルロースを分解する酵素。セルロース分解菌(アオカビ，コウジカビ，木材腐朽菌など)，セルロース分解細菌などに含まれる。
- αガラクトシダーゼ
-
糖脂質を体の中で分解する酵素の働きを促進する。
- ラクターゼ
-
乳糖を分解する酵素の働きを促進する。
- リパーゼ
-
脂肪を分解する酵素の働きを促進する。
- インベルターゼ
-
ブドウ糖と果糖の分解を促進する
- キシナラーゼ
-
腸内微生物の植物繊維 の分解と利用を促進する
以下、こちらのサプリにおける「いいね数10以上」を獲得しているレビューを一部抜粋しました。
iherbのレビュー消化酵素をとりはじめてから、腸の問題と食物アレルギーが劇的に改善された。
iherbのレビュー私はこれまでSIBOとIBSに悩まされてきました。もう諦めかけてきたころに、こちらの酵素を目にしました。毎食事前に１粒を水で飲み下す。そして食う。ん？なんともない？２日、３日、1週間、１か月続けてみましたが、お腹のゴロゴロや軟便が激減しました。とくにガス問題がほとんど無くなりました！
iherbのレビュー一家で手放せません。粒がとても小さく、４歳の子どもでも飲めます。これを飲み始めて、胃がもたれるといったことがなくなりました。 たんぱく質、脂質、炭水化物に対するすべての酵素が含まれているので、これひとつでたいていの食事は消化できます。
【最強】消化酵素の神「Enzymedica Digest Gold」
特徴：「重たい食事」の頓服的な存在。消化酵素の神。
さきほど紹介した「Basic」の超上位互換がこちらの「Enzymedica Digest Gold 180粒」です。
「Gold」は、「Basic」に含まれるすべての酵素+2種が含まれます。特筆すべきは、成分の量がすべてにおいて2～3倍と大幅に増強されている点です。
しかし、お値段も倍以上かかってしまうので、手軽に毎食摂るとなるとコスパが悪いといえます。
これらの点を踏まえると、「Gold」のおすすめ服用タイミングは、重たい食事の前です。
バイオハッカー「sii」これを飲んでおけば焼肉だろうとピザだろうと何でも来い！って感じだぞ！！私は外食用として重宝している。
「Basic」に含まれていない酵素のみ解説
- ペータグルカナーゼ
-
海藻などの海洋資源の糖化や糸状菌や酵母の細胞壁成分の溶解を促進する
- ヘミセルラーゼ
-
小麦粉の繊維質の分解を促進する
以下、こちらのサプリにおける「いいね数10以上」を獲得しているレビューを一部抜粋しました。
iherbのレビュータンパク質を積極的にとるためにプロテインを飲みたいのだが、とにかくおならが出て出て困っておりました。 臭いも強く日常生活に支障が出まくるのでプロテインを迂闊に飲めずに困っていましたが、これを飲んで解決しました。
iherbのレビュー長年の便秘型SIBOです。酷い便秘で食後のお腹は幼児のように膨らみます。最大の悩みは常に出るおなら。低FODMAP食にしても微妙な改善程度した見られませんでした。 ですが、こちらを飲むようになってから食べ物やサプリの消化吸収UPをホントに劇的に改善され実感しています。 毎食食事の「いただきます」のタイミングで飲むのが効果的です。飲み忘れたからといって食後に摂取した場合は効果が薄いように感じます。
iherbのレビュー日常的に固い雑穀など、本当に良く噛まないと消化しづらい物を食べていまして、便にそのまま出てくる事も多々あり。 咀嚼に関しては今までと変わらない状態で、こちらを飲むとその様な未消化物が圧倒的に少なくなります。 お肉や天ぷらなどの食事の際には食前20分前に。お腹いっぱいに食べた時には食後にも追加一錠で、苦しく食べ疲れた感覚も、その食事が夜の場合は翌朝の胃残り感もありません。手放せなくなりました。
番外編：「特化型」の消化酵素を2つ紹介（タンパク質&乳糖）
ここまでさんざん解説してきたわりに、消化酵素は、正直「Enzymedica Digest Basic 180粒」と「Enzymedica Digest Gold 180粒」があればなんら問題ありません。
しかし、ここで費用的な問題が発生します。
ケンイチただアイスを食べるためだけに消化酵素飲むのはもったいない！！
ケンイチだったり、ただプロテイン飲みたいだけなのに消化酵素飲むのはもったいない！！
そうなんです。特定のものを摂取したいときに、全ての成分をカバーする酵素を飲むのはもったいないのです。でもケチったせいで不調が起こるのはイヤだ。
そんな問題を解決してくれるのが「特化型」の消化酵素。
特化型の消化酵素は文字どおり、その分野に特化した酵素のみ入っており、量も十分です。
そして、今回紹介するのは、「タンパク質消化酵素」と「乳糖消化酵素」になります。
特化型は特定の成分にしか効果を発揮しないゆえに費用を圧倒的に抑えることが可能です。
それぞれの消化力に不安がある方はこちらも併せてゲットしておきましょう。
特化型01：タンパク質消化部隊隊長「Papaya Enzymes」
特徴：タンパク質食で不調を起こす方におすすめ。
Papaya Enzymesは、チュアブルタイプ（ラムネ的な）です。
タンパク質の分解に強いサプリとなっておりますので、普段から動物性たんぱく質を大量に摂取している方のなかで、「おならのニオイが気になる、タンパク質をたくさん食べると消化不良を起こす」といった方はこちらを併用してみるといいでしょう。
お値段はなんと、120粒入っていながら800円前後！！しかも美味しいです。パインとパパイヤの中間のような程よい酸味がクセになりますので食べすぎにはご注意ください。
「Papaya Enzymes」のおすすめ服用タイミングは、もちろんタンパク質多めの食事の前です。
有効成分解説
- パパイン
-
肉などのタンパク質の分解を促進する
- プロメライン
-
パパインとほぼ同じ効果
- リパーゼ
-
脂肪の分解を促進する酵素。腎臓に含まれる。
- アムラ
-
酵素反応を活性化させる
以下、こちらのサプリにおける「いいね数10以上」を獲得しているレビューを一部抜粋しました。
iherbのレビュー年のせいか脂っこい物を食べると胃もたれが…空腹時でも胃が膨れてパンパンになる時があり、苦しんでいた所、ひと粒貰って飲みました。いつの間にか胃がスッと楽に！！飲み始めてからは胃の不快感は一切ありません！
iherbのレビュー私は肉や焼き魚を食べると消化不良になって、げっぷがでたりしますが、これを飲むとげっぷがでません。食後にお腹の調子が悪くなるなら助けになるかもしれません。
iherbのレビューお高めな別の酵素系を飲んでいたけど、そこまで効果を感じず、食後軽く飲めそうなのを一応頼んだつもり程度だったのにコッチの方が胃もたれには実感ありました。
特化型02：これでパンケーキもヨーグルトも余裕「ラクターゼ」
特徴：乳糖不耐症の方はこちらも必須アイテム。
「ラクターゼ」は、ヨーグルト、牛乳、スイーツなどで胃がゴロゴロしたり下痢になってしまう人に摂って欲しい酵素です。
私が先ほど紹介した「Enzymedica Digestシリーズ」にもラクターゼが配合されています。なので、軽度の乳糖不耐症であればそれで事足ります。
しかし、「重度の乳糖不耐症の方」や、今日は乳製品をはじめとした食品のほか、アイスやパンケーキをめっちゃ食べる日！！という「戦闘日の方」は、併せてこちらも常備しておくと安心です。
以下、こちらのサプリにおける好意的なレビューを一部抜粋しました。
iherbのレビュー乳糖不耐症の私。とにかくうっかり乳製品を取ると途端に激しい下痢になります。 ポタージュスープやカフェラテ等。でもこちらを食事の前に飲むと抑えられます！！ 救世主ですっ、外食時に必ず持ってます。お守りみたいな感じですが、私にはめちゃくちゃあってます。
iherbのレビュー急にホエイプロテインを飲むと腹痛が出るようになってしまい困っていたところこちらを発見。1回に3錠とのことですがまずはホエイプロテインの前に2錠で試してみたところ地味に腹痛が…ですがいつもの腹痛に比べると全然マシでした。翌日ホエイプロテインと3錠摂取したところ全く腹痛無し！！！！これは私の中で革命でした。ホエイプロテインが合わなくなってしまったトレーニーはすぐに買ってください。世界が変わります。
iherbのレビュー牛乳を飲むとお腹が緩くなる体質で、プロテインを飲むとお腹が張ったらオナラが出たりしてたので試しに飲んでみました。飲み始めた翌日からガスが激減してお腹が楽になったし、プロテインを飲んだ後の胃腸のしんどい感じがなくなりました！日本人は8割ぐらいの人が乳糖不耐症だと聞いたので、ラクターゼの効果を実感できる人がたくさんいるはず。乳製品が好きだけど体が受け付けない方や、給食で牛乳を飲まされてる日本の子供たちに是非試して欲しいと思います。
以上、今回紹介したサプリをまとめると以下のとおり。
普段使いはこの2つ
「Enzymedica Digest Basic」は毎食後。
「Enzymedica Digest Gold 」は、重たい食事のとき。
特定の食品を摂るときにはこの2つ
「Natural Factors チュアブルタブレット」は、タンパク質を摂取するとき。
「Nature’s Way ラクターゼ酵素」は乳製品を摂取するとき。
酵素を摂取する際にはプロバイオティクスとプレバイオティクスも一緒に摂るのもおすすめ！
さいごに酵素の効果をさらに高める方法としておすすめしたいのが、プロバイオティクスとプレバイオティクスと酵素を同時に摂ることです。
これらを同時に摂ることで、相互作用により酵素を生きたまま胃腸に届けられる量が増え、より効果を実感できます。（下記画像をタップでアイハーブ公式ページで詳細をご覧になれます）
プロバイオティクスとプレバイオティクスの関係についての説明は別の機会に譲ります。
酵素サプリは食事30分前に飲みましょう！
食前の理由は、空腹時に酵素を摂取することで体内への吸収率が高まるためです。また、食前に酵素を摂取することで、消化をサポートし、腸内環境を改善する効果も期待できます。
また、自前の消化酵素も節約されるので、そのぶん代謝酵素に回されやすくなり、細胞の新陳代謝も活性化します。そうすることで、病気になりにくい身体作りにもつながります。
とはいえ、食前に摂取するのを忘れても食中、食後でも一定の効果は望めますので、ご自身のタイミングに合わせて摂取してください。
おわりに：酵素は私の食事を1万倍楽しくしてくれた。
本日紹介したサプリは以下のとおり。
普段使いはこの2つ
「Enzymedica Digest Basic」は毎食後。
「Enzymedica Digest Gold 」は、重たい食事のとき。
特定の食品を摂るときにはこの2つ
「Natural Factors チュアブルタブレット」は、タンパク質を摂取するとき。
「Nature’s Way ラクターゼ酵素」は乳製品を摂取するとき。
酵素は体内でも生成することが可能です。
しかし、人間ひとりひとり、もっている酵素の量や強さが違います。
それに伴い、丈夫なタイプな人間と、敏感なタイプの人間がいることは事実です。
私含め、「敏感なタイプ」に該当する人は足りないものは酵素で補うことを強く意識してみましょう。
少なくとも私は酵素の力で長年の消化トラブルに終止符を打てたといっても過言ではありません。
あなたも今日から騙されたと思ってチャレンジしてみてください。ちまたに溢れる酵素ドリンク、酵素水みたいな怪しい商品をせっせこ飲むよりずっと安価で効果もてきめんです。共に頑張りましょう。
この記事があなたの胃腸トラブル解決の糸口になりますように。
＼ 酵素サプリ4つをまとめて見る ／
