今のうちにやっておいたほうがいい検査があるなら知りたい。栄養療法に興味を持ち始めたけど、具体的にどういった検査方法があるんだろう。いろいろあってわかりづらいから教えてほしい…。
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
こんな声をよく耳にします。
「栄養療法を始めてみたけどいまいち効果が出てこない。」
そんな人は、自分にどんな栄養素が足りていないのかがわかっていない可能性が高いです。
本に書かれている知識は多くの場合、一般化されています。一般化されているということは、あなたに効くかもしれないし、効かないかもしれないということです。
的を射ていないサプリを摂り続けたことで、狙った効果は期待できません。むしろ肝臓に負担をかけたり、腸内環境の悪化など、思いもよらないデメリットをこうむる場合すらあるのです。
そこで当記事では、タイトルにもあるとおり、「自分の足りない栄養素がわかる検査」を中心に紹介していきます。
この記事を読むことで、「サプリの効果を最大限発揮するための栄養療法」を実践できるようになるでしょう。
各検査項目における評価基準
本日紹介する検査項目は以下のとおり。(優先度順に並んでいます。)
- 遅延型アレルギー検査
- 栄養分析プログラム
- オリゴスキャン
- 遺伝子検査
- 腸内フローラ検査
- 酸化ストレス検査
- 神経伝達物質テスト
- 唾液コルチゾール検査
- ミアテスト
それぞれの検査に対する評価基準(5段階)は以下の3つを採用しております。
- 重要度
-
- その検査は栄養療法において重要か?
- コスパ
-
- 受けられる検査内容に対して価格は釣り合っているか?
- 始めやすさ
-
- 自宅用の検査キットがあるか?
- 検査内容のハードルは低いか?
- 検査できる医療機関は全国にあるか?
上位3つの検査は是非やってほしい。
「遅延型アレルギー検査」は基本的に1回だけすればOKの上に、自分が避けた方がいい食品がわかるからコスパがいい。
「栄養分析プログラム」と「オリゴスキャン」は、栄養療法を行う際には必須だ。ただし、内容が若干被るため、どちらかをやるなら総合的に知れる「栄養分析プログラム」をおすすめする。
他の検査はお好みでやってもらえるといい。
あの食べものがまさかの不調の原因!?「遅延型アレルギー検査」
アレルギーには、即時型アレルギーと遅延型アレルギーがあります。
即時型アレルギーは、ある特定のものを食べるとすぐにアレルギー反応が起こります。
遅延型アレルギーは、反応がでるまでに時間がかったり、慢性症状として現れたりするアレルギーです。
症状は、「便秘、下痢、アトピー性皮膚、慢性鼻炎、肥満症、不眠、日中の眠気、慢性疲労、肩こり、関節痛、虚弱、不安症、頭痛、情緒不安定、うつ、集中力低下」など、多岐にわたります。
例えば、頭痛が頻繁に起こる人が、遅延型アレルギー検査をしてみて、よく食べている食品にアレルギーがあることがわかったとします。それをスッパリやめたとたん、「一切頭痛が起こらなくなった」といったことが起きるのです。
「自分にはアレルギーはないだろう」とたかをくくっている人ほど、アレルギー品目にたくさん該当している場合もあります。また、「健康にいいから」とか、「好きだから」という理由で頻繁に食べている食品に高反応が起きる場合も多いです。
遅延型フードアレルギーには、「120項目」と「219項目」があります。人生一度きりの検査ですから、思い切って「219項目」を選択されることをおすすめします。金額の目安は以下のとおり。(医療機関によってバラつきあり)
遅延型フードアレルギー検査(120項目) | 30,800円(税込) |
遅延型フードアレルギー検査(219項目) | 44,000円(税込) |
- この検査のポイント
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- 遅延型アレルギーは慢性症状を引き起こす
- 症状は多岐にわたるので、アレルギーが原因だと気づきにくい
- この検査でわかること
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- 慢性症状の原因となっている可能性がある食品アレルギー
- 一般的な検査方法
-
- 専門医療機関にて血液を採取(相場:30000~40000円)
- 検査結果による対処法
-
- アレルギー反応がでた食品を控える
・ただし神経質になりすぎるとストレスになる
・なので、「完全に断つ」のではなく「減らす」と考える
- アレルギー反応がでた食品を控える
私は小麦に高いアレルギー反応が出ていた。過去を振り返るとパンなどの小麦製品を多くとった日は、一日中体が重たく、魂が抜けたようにダルかった。今では、パンは「外食限定」とすることで減らすことに成功している。
足りていない栄養素を視覚化する「栄養分析プログラム」
栄養分析プログラムとは、5大栄養素(たん白質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)の過不足やバランス異常、貧血(鉄不足)の有無、エネルギー産生(ATP)、血糖調節、炎症、酸化ストレス、自律神経のバランスなど、自身の生命維持力の程度がわかる検査です。
例えば、「亜鉛」は、味覚を正常に保つために必要であるほか、タンパク質、コラーゲンの合成、遺伝の市の修復に関わる酵素の合成などに欠かせないミネラルです。
もう一つ例に出すと、「マグネシウム」は、タンパク質と炭水化物の代謝に必要なミネラルと同時に、体内の300以上もの酵素反応を助けています。その働きにより、脂肪燃焼、コレステロールの合成抑制、脂肪分解など肥満防止にもつながるミネラルともいわれています。
栄養分析プログラムで、特定の栄養素の値が基準値より低いと出たら、それを多く含む食べ物やサプリメントを積極的に摂るようにすることで、今よりももっと効率的に健康を目指すことが可能です。
このような人体にとって必要な栄養素が足りているかどうかを判定してくれるのが、「栄養分析プログラム」なのです。
- この検査のポイント
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- 体のあらゆる不調を栄養の観点からアプローチしていく
- 体内の栄養バランスを知ることで無意味なサプリメントを取り入れることをやめられる
- この検査でわかること
-
- 体内の栄養バランスを見直して対策を打てる
=「隠れ栄養失調」がわかる
- 体内の栄養バランスを見直して対策を打てる
- 一般的な検査方法
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- 専門医療機関で血液を採取(相場:13000円)
- 検査結果による対処法
-
- 自分に足りていない栄養素をサプリや食品から取り入れる
- 専門医のもとで栄養改善プログラムを行う
足りていない栄養素は遺伝的に不足しやすい傾向である可能性が高い。ふだんからサプリメントで定期的に摂るようにすることが大切だ。
ちなみに私はタンパク質の消化酵素が低いことがわかっているから基準値より多めにとるようにしている。
そのおかげで、タンパク質で腹を下すことが大幅に減ったぞ。
体内に溜まる”有害金属”の量を調べる「オリゴスキャン」
オリゴスキャンとは、体内の有害金属蓄積度とミネラルバランスを測定する検査方法です。
検査方法も非常にシンプルで、特殊な光を発するスキャナーを手のひらにあてるだけ。測定から結果の通知まで最低3分ほどでできるというから驚きです。
しかも、そこからわかるのは、手のひらの組織や血管壁に沈着している20項目のミネラル、14項目の有害金属を測定します。体内のミネラルバランスとミネラルと有害金属から見た体の状態を診断します。
この検査によって、マグネシウムと亜鉛が足りないと診断されたら、サプリメントなどで適切に増やしていくといった対策を打つことが可能です。また、有害物質がたくさん蓄積してしまっていることがわかれば、早急にデトックスを行うことで不調を改善することもできます。
有害金属 | 特徴 |
---|---|
水銀 | 大型魚、深海魚、農薬、アマルガムなどに含まれる イライラ、歩行以上、感覚麻痺、末梢知覚障害、視野狭窄、難聴、手の震え、脱毛、動脈硬化を引き起こす |
鉛 | 排ガス、白髪染め、缶詰、古い塗料などに含まれる うつ、疲労感、貧血を引き起こす |
カドミウム | タバコ、水道水などに含まれる 高血圧、肺気腫、腎障害、骨粗しょう症を引き起こす |
アルミニウム | アルミホイル、歯磨き粉、脱臭剤などに含まれる 記憶相がい、筋肉硬直を引き起こす |
ヒ素 | 農薬、殺虫剤などに含まれる 嘔吐、下痢、便秘、皮膚障害、手足のしびれを引き起こす |
- この検査のポイント
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- 現代人の身体は有害金属のリスクにさらされている確率が高い
- 最短3分で検査ができる
- 手のひらに光を当てるだけなのでラクラク
- この検査でわかること
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- 14項目の有害金属の体内蓄積度
- 20種のミネラルバランスから見た健康度
- 一般的な検査方法
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- オリゴスキャンを導入している医療機関にて受診(相場:13000円)
- 検査結果による対処法
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- 足りていないミネラルを食事やサプリメントから摂取する
- 適切にデトックスを行う
デトックスについては「【カビや重金属のデトックス】「333 ULTRA DETOX」のやり方」で詳しく触れている。個人でできるデトックスのなかでは、最高峰と自負している。
未来型健康診断で病気リスクを予防「遺伝子検査」
ここで指す「遺伝子検査」とは、「Genesis2.0 Plus」という遺伝子検査キットを指します。
この検査キットで唾液を採取して研究機関に送付することで検査結果がおよそ1か月後に送られてきます。
内容は、がんや心筋梗塞などの大病から、新型コロナウィルスなどの疾患リスク、肥満要因や肌タイプ、運動能力といった体質タイプなど、ご自身の遺伝子的な性質を360項目にも渡って知ることが可能です。
それだけでなく、下記のような「ダイエット、美容、スポーツタイプ」といった内容も付属しています。
- DIET
-
遺伝的な肥満の要因を知り、体質に合ったダイエットが可能に。
- SKIN
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シワ・シミのできやすさなど肌タイプを判定。スキンケアに生かせます。
- SPORTS
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筋肉タイプと、自分に合うスポーツや食生活が分かります。
これらの情報を駆使して、ご自身の遺伝的な体質をもとに具体的な対策を立てることができます。
見ごたえ充分というより項目が多すぎてどこを見るべきか始めはわからないほどです。しかし、じっくり向き合うことで自分の傾向がやがて浮き彫りになり、更なる健康や生活改善に必ず役立つことでしょう。
- この検査のポイント
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- 気を付けなければいけない健康リスクがわかる
- 遺伝子によって今後起こるであろう疾患を事前に予防できる
- この検査でわかること
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- 病気のリスク、能力、志向性、体格、骨、皮膚、栄養素など360項目
- 「DIET」、「SKIN」、「SPORTS」といった3項目のメタデータ
- 一般的な検査方法
-
- 検査キットを取り寄せて唾液を返送(相場:14690円)
- 検査結果による対処法
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- 自分がなりやすい病気のリスクに応じて生活習慣を変える
- 自分の性質(コーヒーの代謝が弱い、ビタミンCが不足しがちなど)を知ったうえで生活習慣を見直す
遺伝子検査と聞くとなかなか怪しいが、実際中身を親に見せてみると、かなり当たっている部分があった。
私自身、実感どおりの結果だと思った項目がいくつもあって驚いた。これは参考にする価値アリと判断して紹介させて頂いた。
腸内の黄金バランスを目指すための「腸内フローラ検査」
腸内フローラとは、大腸内に棲息する細菌群です。
腸内フローラ検査とは、大腸における「善玉菌」、「悪玉菌」、「日和見菌」を調べるための検査になります。
なぜこれらを調べる必要があるのか。
これを知るには、大腸の働きを今一度確認しておきましょう。
大腸は、体内で生じた食べかすや老廃物が最後に集められる場所です。これらが便となってスムーズに排泄されないと、大腸内で毒素が発生し、全身に蔓延することで健康を損ねます。
大腸は、体内で生じた食べかすや老廃物が最後に集められる場所です。これらが便となってスムーズに排泄されないと、大腸内で毒素が発生し、全身に蔓延することで健康を損ねます。
また、便を出す場所という位置づけ以外にも、大腸はさまざまな機能をつかさどっています。
- 病原菌がすみつくのを阻害
- ビタミンなどの栄養素を生成する
- 自律神経とも密接に関係(第二の脳と呼ばれる理由)
- 人体で最大の免疫器官であり、免疫細胞の70%が存在しているといわれている
こうした機能のすべてが、腸内環境の状態によって左右されているのです。
それを調べるのが、腸内フローラ検査になります。
腸内環境にとっての黄金バランスは、「善玉2:悪玉1:日和見7」です。
調べた結果として、悪玉が2や3となっているのなら、早急に対策を打つ必要があることがわかります。
体の不調の原因が大腸にあるのかどうかを知りたい際に有効な手段ですね。
- この検査のポイント
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- 腸内環境は全身の健康と深く関わっている
- 腸内環境は黄金バランスが崩れると不調が起こる
- この検査でわかること
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- 腸内環境の状態
- 腸内環境のバランス
- 一般的な検査方法
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- 専門医療機関にて唾液検査(相場:22000円)
- 検査結果による対処法
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- 腸内環境に有効な食事やサプリメントを取り入れる
私にとって腸内環境との因縁は深い。しかし今では、自信を持てるほど回復している。その全貌は「腸内環境を整えるたった3つの方法【決め手は食事とサプリメント】」にまとめてある。腸内環境が悪いならぜひ 一読してみてくれ。
細胞のダメージ度を数値化「酸化ストレス検査」
酸化ストレス検査とは、血液と尿から体内でどれくらい活性酸素が発生し、細胞を傷つけているのかを計るというものです。
活性酸素には、良い面と悪い面があります。
良い面では、細胞伝達物質や免疫機能として働くこと。
悪い面では、自己の細胞を攻撃し、「サビつき」を進行させることで、「酸化ストレス」が起こります。
いずれにせよ、活性酸素は悪い方向に働くケースが非常に多いので何らかの対処が必要です。
具体的な対処としては、抗酸化物質というものを摂ることで、活性酸素による酸化ストレスから身を守ることができます。
「酸化ストレス<抗酸化能力」である限り、理論上は活性酸素によるデメリットを極限まで抑えることが可能なのです。
そのためにも自分が今どれだけ酸化ストレスに侵されているのかを数値で知る必要があります。
1~2年おきに一度計ることで、自身の酸化ストレスがどれだけ改善したのか、またはどれだけ悪化したのか数値によって知ることが可能です。
- この検査のポイント
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- 酸化=活性酸素が細胞を傷つけること
- 活性酸素は絶えず体内で発生していること
- 活性酸素は老化を引き起こすため「今のダメージ」を計る
- この検査でわかること
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- 過剰な活性酸素によって起こりうる病気のリスクがわかる
- 一般的な検査方法
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- 専門医療機関で尿と血液を採取(相場:8000円)
- 抗酸化のススメ! / カラダのサビつき検査「サビチェック」(相場:4200円)
- 検査結果による対処法
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- ストレス対策をする(瞑想、運動、熟睡習慣 等)
- 抗酸化作用のあるサプリメントを取り入れる(ビタミンC、アスタキサンチン 等)
酸化ストレスを一掃してアンチエイジングにさらなる磨きをかけたい人は「自宅でできる老化を防止する方法」を参考にしてくれ。すべて自宅で完結するから忙しい現代人にぴったりな内容になっている。
思考・行動・感情を司る”脳の傾向”を知る「神経伝達物質テスト」
神経伝達物質テストとは、神経伝達物質の分泌状況を調べることで、日ごろのパフォーマンス力を科学的に測る検査です。
脳の伝達物質は、私たちの気分や行動を決めています。つまり、意欲的に物事に取り組めるかどうか、仕事に集中できるかどうかは、脳の神経伝達物質に左右されているというわけです。
また、神経伝達物質の原料は、トリプトファン、フェルアラニンなどのアミノ酸です。アミノ酸の供給源はタンパク質食品ですから、この場合の不調は、食事やサプリメントで解決できることがあります。
つまり、この検査をすることで解決に一歩近づくというわけです。もしやる気が出ない、集中力が続かないといった悩みがあるのであれば、じゅうぶん測る価値があるといえるでしょう。
- この検査のポイント
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- 思考、行動、感情は脳内神経伝達物質の分泌具合に左右される
- やる気が出ない、集中力が続かないなどの不調は脳内神経伝達物質の不具合を疑うべし
- この検査でわかること
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- 脳内神経伝達物質の分泌状態
- 一般的な検査方法
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- 専門検査機関から検査キットを取り寄せ、自分で尿を採取して返送(相場:150000円)
- 検査結果による対処法
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- 脳内神経伝達物質の分泌を促す食品やサプリメントを取り入れる
- 精神科に受診する
- 毎日をイキイキ過ごす工夫をする
個人的に、脳内伝達物質の分泌にとって効果的だと感じているのは、運動、質の高い睡眠、生活環境、サプリメントだ。
サプリメントに関しては「脳に効く最強サプリランキング7選【iHerb(アイハーブ)】にて言及しているからそちらを見てくれ。
心身の疲労度を知る「唾液コルチゾール検査」
ストレスを感じると、副腎からストレスに抵抗するコルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールの分泌量は朝から夜までの間に変化します。一日4回(8時、12時、16時、24時)計ることで、日ごろ感じているストレスや副腎機能の程度がわかるというわけです。
目安は以下になります。
- 副腎機能が正常な場合:朝の値が最も高く、時間が経つにつれて下がります。
- 副腎機能が低下している場合:朝の値が低くなるなど、分泌パターンに変化が見られます。
副腎疲労に陥ると、気力の低下、イライラしやすい、うつ症状、性欲の低下、倦怠感、朝が辛くすっきり起きられないなど様々な症状を引き起こすといわれています。
この検査で副腎疲労と診断された場合は、リラックス習慣を積極的に取り入れたり、副腎機能に必要な栄養素をサプリメントで補ったり、ストレス対策を行うことで、不調を改善していきましょう。
- この検査のポイント
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- コルチゾールとは、「副腎から分泌される抗ストレスホルモン」である
- 副腎疲労が起きているかはコルチゾールの1日の変動具合でわかる
- 副腎疲労は、うつやイライラを引き起こす
- この検査でわかること
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- 日ごろ感じているストレスの具合
- ストレス抵抗に作用する副腎の疲労度
- 一般的な検査方法
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- 専門医療機関にて唾液検査(相場:22000円)
- 検査結果による対処法
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- ストレス対策をする(瞑想、運動、熟睡習慣 等)
- 副腎疲労に効くサプリメントを取り入れる
かつては私も副腎疲労に苦しめられていた。日本人は傾向として仕事に熱心で、副腎疲労になりやすい体質らしい。副腎疲労を克服するための方法は「【iherb】副腎疲労を徹底的に治すためのサプリメントリスト」に記した。ぜひ目を通してほしい。
がん・アルツハイマーの”超早期発見”が可能になる「ミアテスト」
がんは生涯のうち「日本人の2人に1人がかかる」といわれています。死因も第一位です。また、アルツハイマー型認知症には、残念ながら有効な完治法は確立されていません。
ではそういった病気に私たちはどう向き合っていけばいいのでしょうか。この答えは月並みですが、「早期予防、早期発見、早期治療」が非常に重要です。
幸いにも、現在は技術的に初期のがんやアルツハイマー型認知症を発見し、進行予防策を講じることが可能になっています。それがミアテストと呼ばれる検査方法です。
ミアテストは、がんやアルツハイマーといった異変が起きた細胞から出る特殊な物質を血液から検出する技術によって早期発見できます。その精度はかなり優秀で、がんだと「ステージ0」、アルツハイマー型認知症は進行を遅らせることが可能な段階から検知することが可能です。
この技術は日進月歩で進歩しているので、更なる進化が期待できそうです。(家で手軽にできるようになったりするかも!?)
- この検査のポイント
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- ガンは日本人の死因第一位
- アルツハイマー型認知症には完治法がない
- どちらも早期発見と早期治療が重要
- この検査でわかること
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- がんは「ステージ0」での発見が可能
- アルツハイマー型認知症も進行が遅らせられる段階での発見が可能
- 一般的な検査方法
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- ミアテストを提供しているミルテルの提携医療機関で血液を採取(相場:33000円~)
- 検査結果による対処法
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- がんにいいとされる食事療法やサプリメントを摂る
- 専門医の指示を仰ぐ
私はまだこのテストは受けたことがないが、もし早期発見されたらまずは、「イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる」を試したいと考えている。
もちろん、ブログで逐一報告するつもりだ。
おわりに:検査で自分に足りない栄養素を知れば健康効果は倍増する
本日紹介した検査は以下のとおり。
- 遅延型アレルギー検査
- 栄養分析プログラム
- オリゴスキャン
- 遺伝子検査
- 腸内フローラ検査
- 酸化ストレス検査
- 神経伝達物質テスト
- 唾液コルチゾール検査
- ミアテスト
みなさんはどの検査をしてみたいでしょうか?
健康を目指すにはまず自分の状態をよく知ること。
そして知識をインストールし、適切に栄養療法や生活習慣のい改善を行っていくということが重要です。
その入口として、検査をしてみることは非常に前向きで素晴らしいことだと考えています。
この記事がみなさんの検査意識を高めることに繋がれば幸いです。