ネットで調べても健康に関する情報が多すぎて、何から始めたらいいのか分からない。できれば信頼性のある人が発信している健康法を試したい。でも今日から手軽に始められるやつでお願い。
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
高城剛は「健康のためなら死んでもいい」というほどの健康オタク。
しかし、高城氏の健康法には血を入れ替える「血液クレンジング療法」だったり、「バンチャカルマ」という過酷なデトックスプログラムだったりがあります。
でも安心してください。本日はそういった難易度が高そうな健康法はすべて除外しました。
つまり、本日の記事は「高城剛の健康法のなかでも、我々一般人が今日から始められるカンタンなもの」に限定して紹介しています!その数はたったの8つ。
この記事を読むことで、自分自身の健康を大切にすること、そして健康に関する新たな知識を手に入れることができます。毎日の生活に取り入れることで、健康的な体と心を手に入れましょう!
今日からマネできる高城剛の健康法をたったの8つにまとめてみた!
本日紹介する健康法はこちら!
- 5つのデトックス法を試す
- コンビニエントな食事を避ける
- ヘアカラー剤をやめる(代わりにヘナを塗る)
- 咀嚼する(よく噛む)
- 丹田呼吸法
- ファスティング(断食)
- 高濃度ビタミンC点滴
- あらゆる部分を検査する
どれもカンタンかつ効果の高いものを揃えたので、ぜひひとつでもモノにしてください。そうすればきっと今日よりも明日、明日よりもあさって、あなたが健康になること間違いなしです。
5つのデトックス法を試す
私たちは日々、様々な毒素にさらされています。化学物質、放射能、プラスチック、煙、ストレス…。このような毒素は、私たちの敵です!でも、勝つ方法はあります。
それがデトックスです。
高城剛さんは、そのためにさまざまなデトックス法を紹介しています。
なかでも私たちが取り入れやすいものをカンタンなものから順番に以下5つご用意しました。
- ひたすら汗をかく
- マメな水分補給を心掛ける
- エプソムソルトに入る
- 高城氏直伝のデトックスサプリを試す
- 酵素浴に入る(サウナじゃない)
複数関連するものもありますが、全体的に取り組んでいくことでより体内の毒素が流れやすくなります。ぜひチャレンジしてみましょう。
ひたすら汗をかく
運動をしている人がなんで健康かって、カロリーが減って引き締まること以外にも、体内の大量の毒素を汗と一緒に排出することにあるって知っていましたか?
そう。汗をだすという単純な作業は、古典的ながら素晴らしいデトックス法の1つなのです。
でも、汗と一緒に流れる毒素も、ちゃんと拭き取らないとダメらしいので注意しましょう。なんと、汗と一緒に流れる毒素を拭き取らなければ、体内に戻ってしまうのです。
だから、ジョギングするときも、サウナに入るときも、タオルは必須アイテム!汗をかいたら、速攻で拭き取って、体内に戻らせちゃダメですよ。
マメな水分補給を心掛ける
高城氏は、水分補給の重要性についても強調しています。水分補給は、体内の老廃物を排出するために不可欠な役割を果たすからです。水分補給の際は高級な水じゃなくて良いので毎日2リットルは飲みましょう。
高級な水じゃなかったとしても、ミネラルウォーターを飲み続けるのってかなりランニングコストがかかります。かといって、水道水は塩素や不純物の心配があってがぶがぶ飲むのはコワイですよね。
なので私は、「パナソニック 浄水器 蛇口直結型 ホワイト TK-CJ12-W」という浄水フィルターを通した水道水を飲んでいます。この商品は不純物を取り除く種類がエグくて好きです。それに、1つのカートリッジで1年間も持つんだから、コスパもバッチリ。
コスパがどれだけスゴいか、ミネラルウォーターと比較してみました。
- ミネラルウォーター=100円(2リットル)×365日=36500円
- 浄水器=5400円(1回買い切りの本体)+4800円(1年分のカートリッジ代)=10200円
⇒しかも2年目以降はカートリッジ代(4800円)しかかかりません。
水道代は、720リットルで131円らしいので計算式に割愛しました。
水分補給はやめたくても一生やめられない行為です。しかし、恐ろしいことに、500ミリのミネラルウォーターでやろうと思ったらもっとコストはかさみます。健康だけじゃなくて、経済的な面も考えていきたいですね。
エプソムソルトに入る
エプソムソルトには、マグネシウムや硫酸塩などの成分が含まれており、肌を滑らかにし、筋肉痛やストレスを解消する効果があります。高城氏は毒出しと必須ミネラルを補うために使われているそうです。
私もそれを聞いてから、お風呂に入るときは必ずエプソムソルトを投入しています。これまで10種類ほど使ってきました。なかでも「ティールズエプソムソルト(ラベンダー)」か「NOW Foods, 溶液, マグネシウム・フレーク」がおすすめです。
コスパは、マグネシウムフレークが圧倒しています。しかし香りがゼロなので、プラスで好きな入浴剤も入れています。ティールズエプソムソルトはリラックスできるラベンダーがしっかり香るので入浴剤がいらないメリットがあります。
エプソムソルトが入ったお風呂に入ると、心身が1つとなり魂が浄化されるような気分になります。そんな至福の時間を、毎日のように過ごせるなんて、幸せな限りです。
エプソムソルトの魔法にかけられた、私の身体と心。それは、穏やかで美しい世界へと導いてくれる。
高城氏直伝のデトックスサプリを試す
私たちは、健康に対する意識が高まり、日々、さまざまな努力をしています。高城氏も、自分自身の体内に存在する有害物質に気づき、デトックスを行うことを決意しました。
高城氏が行うデトックスは、毎朝、目覚めるとともに、ヤエヤマクロレラ10粒とベントナイト大さじ1杯を飲むこと。そして、有害物質の排出が十分に行われないと感じる場合は、NACという抗酸化物質を追加することです。
とはいえ、毎日デトックスを行うことはハードですので自分のペースで行いましょう。それでもやっていないより全然マシです。
私自身、毎週月曜日をデトックスデーとして3種のサプリを使用することで、十分なデトックス効果を実感しています。
酵素浴に入る(サウナじゃない)
高城氏は、デトックスにおいてはサウナよりも酵素浴をおすすめしています。酵素浴とは、米ぬかやおがくず、よもぎなどを使い、自然発酵させ、その発酵熱を利用して温浴する「乾式の温浴法」です。専用の木箱に入る。50~70度くらいまで温度が上がります。
この酵素浴は、あのタフな高城氏ですら10~15分ほどしか入れないほどです。そして驚くほどの汗をかく。最後に解毒効果をマイルドに高めるために「R-リポ酸」という抗酸化物質サプリを飲む。これを1日3回繰り返すことで解毒ルーティンが完了します。
ちなみに、上記画像の場所は高城氏が30件を超える酵素浴場を試したなかで唯一認めた施設「京の酵素浴」です。残念ながら、酵素浴の「ホンモノ」は京都にここ1軒しか見つからなかったそうです。
コンビニエントな食事を避ける
高城氏は、加工食品やジャンクフードなど、コンビニントな食事を避けるよう心掛けています。これは皆さんお分かりのとおり、添加物や糖分が多いからです。
例えば、コンビニ弁当やハムやチーズなどの加工委食品などに含まれるソルビン酸カリウム。これは、食べ物を何日も保存できる魔法の保存料です。(シャンプーなどにも含まれます)
この成分では、軽い副作用として、発がん誘引、成長不順、腎臓肥大があることで知られています。また重い副作用だと、糖尿病、脳卒中、がんの進行にまで発展する恐ろしい成分です。
実際、ある研究では「大腸がんと肝臓がん患者の増加率は、コンビニエンスストアの出店件数と比例している」なんていう衝撃的なデータが、一部では出回っています。(もちろん外部の圧力で表ざたにはなりません。)
健康であり続けるためには、そもそもこの食品はなんでこんなに賞味期限が長いのだろう?という疑問を持つことが大切です。
「あっためたら食べられるやつ!」とか、「袋から出してそのまま食べられるやつ!」とか、本当に世の中には便利なものがどんどん増えて、私も手を出してしまうときがあるから気を付けたい。
ヘアカラー剤をやめる(代わりにヘナを塗る)
高城氏は、ヘアカラー剤についても注意を促しています。
ヘアカラー剤に含まれる「パラフェニレンジアミン(PPDA)」という成分が問題視されており、EU諸国では、2011年に発がん性の危惧から使用が禁止された成分です。これが含まれたヘアカラー剤の毒性は農薬の140倍近くあるといわれ、ダイオキシン同様の環境汚染ホルモンともいわれています。
そこで高城氏は、100%天然由来の「ヘナ」をヘアカラー剤の代わりに使用しています。ヘナは、ミソハギ科の植物で、古代から染料として使用されてきた肌に優しいハーブです。かのクレオパトラもヘナで爪などを染めていたそう。
実際、ヘナに切り替えてから有害物質を処理する肝臓の数値を調べたところ、明らかに良くなったようです。
私の地元ではヘナを使った美容室がないため、髪を染めるのを極力控えている。もし旅行に行ったら試してみようと思う。
咀嚼する(よく噛む)
みなさんが知るように咀嚼することには、さまざまなメリットがあります。
- 認知機能が向上する
- 胃腸に負担がかからない
- 胃腸の負担を軽くし、肥満を予防する
- あごの筋肉があるので舌を正しい場所に収められる
しかし、現代では、著しく咀嚼の回数が減っていることを高城氏は懸念しています。それは以下の時代ごとの平均咀嚼回数を見れば明らかです。
- 弥生時代=一食あたり4000回の咀嚼
- 鎌倉時代=一食あたり3000回の咀嚼
- 江戸時代=一食あたり2000回の咀嚼
- 現在=一食あたり650回の咀嚼
このように、「過去→現在」になるにつれて、やわらかい食べ物が増え、一食あたりの咀嚼回数は大幅に減ってしまいました。
高城氏は、玄米を食するときに、ひと口70回ほど噛むように心がけています。これをはじめたらすぐに太りにくくなったことを実感しただけでなく、本来の食材に味に気付けるようになったそうです。
私たちも、まずはお米(主食)をひと口50回あたりを目指して頑張ってみましょう。
おかずとかはもう諦めて良いので、お米とかはめっちゃ噛む。これだけでも十分にメリットを感じられる。私の場合は、咀嚼のおかげで消化不良によるお腹のハリやゴロゴロがかなり減った。これは超うれしかった。
丹田呼吸法
高城剛さんは、自律神経をコントロールするために丹田呼吸法を実践しています。自律神経とは、心臓や消化器官、血管など、私たちの体の機能を自動的に調節してくれる、まさに神の手のような力のこと。
やり方はとってもカンタン。「大きな呼吸を丹田(おへその5~9センチ下)をイメージしながら行なう」だけです。
この呼吸法をすることによって、自律神経系が過緊張になっている場合はリラックス感を与え、自律神経が疲れて機能低下している場合には、ちょうどいい緊張を取り戻させることで、絶妙なバランスを回復させます。
コツは、「吸う」(足す)ことではなく、「吐く」(引く)ことに意識を向けることです。
人間の性質として、息を限界まで吐けば、自然と呼吸しようとしてくれます。その作用を利用すればムリなくできます。
私の場合は、緊張しているときに3分ほど丹田式呼吸をやると驚くほど落ち着く。
ファスティング(断食)
高城氏は、定期的にファスティングを行い、体内をリセットしています。ファスティングとは、塩分や油、固形物を入れるのを一切やめて、内臓を強制的に休ませるデトックス方法です。
ファスティングをはじめると内臓を休ませるだけの効果だけではなく、オートファジーという仕組みも働きだします。実はオートファジーを起動するのが断食の一番の目的になります。
オートファジーとは、古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせるための仕組みで、病気の細胞や体の老廃物など、体内の不要なものを分解するシステムです。
なぜオートファジーが起こるのかというと、細胞たちが飢餓を認識すると、死なないように必死に体内の不要物を分解して栄養源にするから。
そして、オートファジーを作動させる条件は、そこまで難しくありません。
その条件は「食事間隔を16 時間あける」。たったこれだけでオートファジーは活性化します。
16時間も食べれないのはきついと思うかもしれませんが、よく考えてみてください。
仮に夕飯を20 時に済ませたとして、翌日の昼食を 12 時くらいにすると16時間です。これでオートファジーが活性化しています。こう聞くとできそうな気がしてきませんか?
オートファジーの起動を定期的に行うことで、肥満が解消し、体の内側から若返りを実感し、病気や老化を遠ざけることができます。
最初から16時間がきついという方はまずは10時間からチャレンジしよう!まずはやってみることが何よりも大切だ。
詳しくは以下の本で学べます。
無料で学ぶなら以下の記事をどうぞ!
高濃度ビタミンC点滴
高城剛さんは、高濃度ビタミンC点滴を受けています。
ビタミンC(化学名はL-アスコルビン酸)は、免疫力を高める効果があり、体内の抗酸化作用を促進することができます。
ビタミンCは外科手術後のビタミンC点滴投与は約1g投与します。しかし、高濃度ビタミンC点滴では、12.5~50 g程度を血管内に投与することが大きな特徴になります。(ちなみに美容整形外科の美白点滴は約5g程度です。
高濃度ビタミンC点滴を受けることで、疲れやストレスを解消し、健康な体と心を保つことができます。
また、高濃度ビタミンC点滴の高い抗酸化作用は、がんにも有効な手立てのひとつです。いくつか例をみてみます。
2005年に、アメリカ国立衛生研究所(NIH)から、「超高濃度のL-アスコルビン酸はがん細胞を殺す」という論文が米国科学アカデミー(PNAS)紀要誌に発表されました[*]。
2006年3月に創刊されたカナダ医師会が刊行する雑誌に、高濃度ビタミンC点滴療法で長期生存を続けている3人のがん患者に関する論文があります[*]。
ほかにも2007年以降に、「抗酸化物質であるビタミンCを大量に静脈内投与すると、強い抗酸化作用を誘導し、がん細胞を死滅させる」、「がん患者の痛み、倦怠感、食欲低下、不眠などの諸症状を改善し、生活の質(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)を改善する」といった内容の論文が続々と発表されています。
勘の良い人は、「そんな効果が実証されているのにどうしてビタミンC治療は世の中に浸透しないのか?」と思った方もいるかもしれません。
その理由はさまざまな憶測が立てられています。高城氏いわく、その理由は「背後に大きな利権が絡んでいるから」だという。実際、抗がん剤は世界中で年間数兆円のうりあげを誇るビッグビジネスだともおっしゃっていました。裏側を見るのコワイですね…。
つまり、安価なビタミンCに抗ガン効果があるとなれば営利主義の病院側からしてみれば都合が悪いのです。
もっと世の中にビタミンC治療が浸透してほしいなと心から思います。
ちなみに私自身、風邪気味かつ肌荒れが酷かったときがあって、どうしようもないと思っていたときに高濃度ビタミン点滴を受けることができた。
すると、風邪は翌日には治り、肌荒れも3日ほどで治ってしまった!あの体験はわすれられない。(15gで1万円くらいだった)
あらゆる部分を検査する
健康診断って、なんだか面倒くさいですよね。でも、高城氏は違います。彼は、身体の異常を早期発見するために、あらゆる部分を検査することも欠かしません。
「高城式健康術55 医師が教えてくれない家庭の医学」では、健康に関する検査をすることを強く薦めています。なぜなら、自分の健康状態を知らないと対策の打ちようがないから。これには納得です。
例えば、SIBO検査は小腸内の細菌量を調べることで、今どれだけ腸内を除菌する必要があるのかという指針がわかります。栄養解析も、ビタミンCが足りないなとか、亜鉛が足りないなとかわかって初めて集中的に栄養補給できるわけです。
だからこそ高城氏は、自分合ったオーダーメイドなケアをするために、あらゆる部分をあらかじめ検査しておくことを重視しています。そうすれば、健康のムダ撃ちは避けられますし、的確なケアが可能です。
いつまでも健康でいるために、以下のリストから気になるものを受けてみましょう!
項目 | 内容 |
---|---|
最新SNPs(スニップス検査) | 遺伝子検査(個人間の差異) |
有機酸検査 | 腸内および神経伝達物質検査 |
SIBO検査 | 小腸内の細菌検査 |
遅延型フードアレルギー検査 | IgG抗体検査 |
マイコトキシン検査 | 体内のカビ毒検査 |
マイクロRNAでがんを超早期発見 | ミアテスト(マイクロRNA検査) |
環境毒検査 | グリホサートテスト、GPL-TOX検査 |
体内有害重金属を検査する | 体内に蓄積している有害重金属検査 |
栄養解析 | 分子レベルでの栄養状態をみる検査 |
私も栄養の力で健康を目指す分子栄養学を取り入れているため、検査は結構している方だと思います。そのために必要な検査については、「あなたに足りない栄養素は?分子栄養学やるなら絶対知っておくべき9つの検査リスト」で解説してるので気になる方はご覧ください。
ちなみに上記の表で私がやったことがあるのは「遅延型フードアレルギー検査」と「栄養解析」だ。
「遅延型フードアレルギー検査」で自分が体に入れなくてもいいものがわかった。
「栄養解析」で自分が足すべきものがわかった。
お金こそ結構な金額がかかったが、良い投資だったと思っている。
おわりに:高城剛の健康法を真似しよう!
いかがだったでしょうか。
本日紹介した健康法は以下のとおり。
- 5つのデトックス法を試す
- コンビニエントな食事を避ける
- ヘアカラー剤をやめる(代わりにヘナを塗る)
- 咀嚼する(よく噛む)
- 丹田呼吸法
- ファスティング(断食)
- 高濃度ビタミンC点滴
- あらゆる部分を検査する
高城氏が紹介する健康法はどれも選りすぐりです。
しかも今回は、読んだその日から試せるものばかりを紹介しました。
デトックスや食事、呼吸法、ファスティングなど、いろんな方法がありますが、どれを選ぶかはあなた次第。自分に合った方法を見つけ、楽しみながら健康的な体を手に入れましょう。