これから健康革命を起こしたい
健康意識が高いわりには体調がすぐれない
身近に原因があるのかどうか知りたい
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
運動もしてるし、体にいい食事も心がけているし、サプリメントだって飲む。でもなんだか体調がすぐれない。
以前の私がそうでした。
健康に気を使っているはずなのに、健康になれない。
その原因を探っていくと、どうやら、「いくら体にいいことをしても、それ以上に体に悪いことをしているから健康になれない」という結論に至りました。
そこでこの記事では、健康意識の高い皆様のために、これまでに調べてわかった「体に悪影響を及ぼす成分」をまとめてみました。
この記事を読むことで、今まで当たり前のように使ってきた、または摂取してきたものが、死ぬほど健康に悪かったということが自覚できます。
ご自身の生活改善に役立てていただければ幸いです。
参考図書
この記事で参考にした本は以下の二冊です。
特に、「高城式健康術55」は健康を志す人の必読本です。
私は高城氏の健康に関する本はほとんど読んでますが、まじで毎回興奮します。笑
体に悪影響を及ぼす身近な成分一覧
では、さっそく本題に入りましょう!
っと行きたいところですが、その前に、注意点を1つだけ言わせてください。
それは、「世間の情報を鵜呑みにしすぎないこと」です。
何が正しい。
何が間違っている。
意見というのは、見方や立場によって、大きく変わります。
これは、一般的に信用できるとされている「研究論文」も同じです。
なぜなら、どのような実験であっても、やり方次第で、自分らに都合のいい結果をだすことが可能だからです。
ぶっちゃけてしまうと、「都合の良い結果」は、ビジネスに度々利用されています。
たとえば、お金が欲しい研究所は、大手健康食品会社から多額の金銭を受け取る代わりに、「その食品は安全だ」という、お墨付き入りの論文を書くことだってできるというワケです。
しかも、見方によって結果を変えているだけであって、データを改ざんしているわけではないので、犯罪でもないのがまた厄介。
なので、これから紹介するもののなかには、ある論文では「この成分を摂取して健康被害になるには、ありえないくらいの量を摂取しなければならないから、普通に食べるくらいなら毎日食べても大丈夫」みたいな情報もあります。
それを見て正当化して、食べ続けるか。
「火のない所に煙は立たぬ」精神で減らしていこうとするかは、あなた次第です。とにかく、社会の情報操作に惑わされず、自分の頭で考えるようにしましょう。
1.グリアジン(あたらしい小麦)
- この成分が含まれている製品一例
-
- あたらしい小麦
- 軽い副作用
-
- 頭痛
- 便秘や下痢
- イライラ
- グルテン過敏症
- 血糖値の急上昇
- 重い副作用
-
- リウマチ
- 1型糖尿病
- 記憶が飛ぶ
- 多発性硬化症
- アレルギー症状
- 腸壁や血液脳関門を壊す
※その他にも有害性を示す論文多数あり
科学のめざましい発展によって、大量生産できるようになった「あたらしい小麦」は、グリアジン(粘着性が強い成分)を大量に含み、化学肥料と農薬を残留させる機能を持たせることで、天候や疾病に強い品種として生まれ変わりました。
しかし、このグリアジンは私たちの体に大きな悪影響を与えます。例えば、グルテン過敏症、血糖値の急上昇、1型糖尿病、リウマチ、多発性硬化症を引き起こす可能性があるのです。
他にも、40歳にして「記憶が飛ぶ人」は、小麦を徹底して控えると、ボケの症状が一切出なくなったという結果もあり、再び小麦を食すようになると、「記憶が飛ぶ」症状が現れたという。
これを偶然というには、あまりにも出来すぎていると思いませんか?
2.アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
- この成分が含まれている製品一例
-
- コーラ
- ミルクココア
- ガム・ミントタブレット
- 軽い副作用
-
- 頭痛
- 精子減少
- イライラ
- 重い副作用
-
- 発がん
- 視力低下
- 内臓異常
- うつ症状
- てんかん発作
※その他にも有害性を示す論文多数あり
人口甘味料「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」は、砂糖の160~220倍の甘さを持つと言われています。そして、糖類ゼロであるにも関わらず、脳は「甘いものキター!!」と認識して、血糖値を上昇させるのです。
ただし、このアスパルテームの賛否はかなり分かれているのが実際のところであり、猛毒だとする見解もあれば、摂取量さえ守れば1才児でも問題ないとする見解があります。
とはいえ、ある動物実験では、「白血病、リンパ腫など、安全性に疑問あり」という結果も出ているので、減らすに越したことはないでしょう。別の動物実験では、「アスパルテームが糖尿病や心臓病のリスクを高める可能性がある」ことが示されています。
ちなみに、類似成分には、スクラロース、アセスルファムKがあります。
3.トランス脂肪酸
- この成分が含まれている製品一例
-
- ケーキ
- クッキー
- 菓子パン
- マーガリン
- マヨネーズ
- 軽い副作用
-
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
- 悪玉コレステロールの増加
- 重い副作用
-
- 心臓病
- ぜんそく
- 動脈硬化
※その他にも有害性を示す論文多数あり
脂質は、細胞膜や体内で分泌される各種ホルモンの材料になるという重要な役割も担っています。 いい脂質をとれば、機能性に優れた健康な細胞膜、健康なホルモンがつくられるのです。
しかし、「悪い脂質」をとれば、全く逆のことが起きます。
「悪い脂質」の代表格が、「トランス脂肪酸」です。
食品中の成分表では「ショートニング」「ファットスプレッド」などと表示されています。
トランス脂肪酸とは、主に化学的に油の組成を変化させた「不自然かつ有害な脂質」 を指します。欧米ではトランス脂肪酸の流通が禁止されている国が多いにもかかわらず、日本ではまったく規制されていないのが現状です。
私は、元々キューピーマヨネーズが大好きだった。
しかし、今はサラダには極力マヨネーズを使わず、「良質なオリーブ油(コールドプレスのエクストラバージンオイル)+塩、コショウ」か「MCTオイル(中鎖脂肪酸= こちら)、レモン汁、塩、コショウ」で食べている。
言っておくが、超ウマイぞ。
「どうしてもマヨネーズがいいんだ!!」というマヨラーの方もいると思います。
そんな方は、自分で作るか、市販品を買う際には成分表示をよく見て「酢」「卵」「なたね油」「塩」「ハチミツ」など、ひと目で正体がわかる原材料のみで作られているものを選ぶといいでしょう。
「トランス脂肪酸」は、手軽にサクサク感をだせるショートニングに多く含まれており、菓子パン、クッキーの必需品です。
この脂肪酸は、体からビタミンやミネラルを大量に奪うので免疫抑制が働いてアレルギーやアトピーが起きるのだと推測されます。
4.亜硝酸ナトリウム
- この成分が含まれている製品一例
-
- パック野菜
- 魚肉ソーセージ
- 食肉加工品(ハム・ウインナー・ベーコン・サラミ)
- 軽い副作用
-
- 頭痛
- 便秘や下痢
- 記憶障害
- 重い副作用
-
- 発がん
- 遺伝子に悪影響
- うつ症状
※その他にも有害性を示す論文多数あり
亜硝酸ナトリウムは、ハムやソーセージからいくら、たらこまで、色とりどりの食品を輝かせる便利な成分です。
しかし、2011年のレビュー論文によれば、加工肉を1日に50グラム食べた場合、大腸がんのリスクは18%高まるともいわれています。
完全にやめるのは難しいかもしれませんが、人工甘味料やトランス脂肪酸よりは減らしやすいかもしれませんね。
5.増粘多糖類(キサンタンガム)
- この成分が含まれている製品一例
-
- ゼリー
- ジャム
- プリン
- アイスクリーム
- 軽い副作用
-
- 軟便
- 食欲不振
- 慢性的な腸の不調
- 重い副作用
-
- 衰弱
- 胃潰瘍
- 発がん
※その他にも有害性を示す論文多数あり
増粘多糖類は、食品にもっちり感、とろみをつけるのに便利です。
これは、キャベツに含まれていますが、ある種の細菌を使ってグルコース(プドウ糖)をもとに、発酵させることで生産されています。
食べ過ぎなければ副作用は出づらいようですが、単品を一度に多量に摂取すると、体のパランスを崩し、健康をそこなうことがあるので注意です。
6.ソルビン酸カリウム
- この成分が含まれている製品一例
-
- ハムやチーズ
- コンビニ弁当
- 粗悪なシャンプー
- 軽い副作用
-
- 発がん
- 成長不順
- 腎臓肥大
- 重い副作用
-
- 糖尿病
- 脳卒中
- 発がん
※その他にも有害性を示す論文多数あり
ソルビン酸カリウムは、コンビニ弁当からシャンプーまで使用され、何日も保存できる魔法の保存料です。
しかし、「大腸がんと肝臓がん患者の増加率は、コンビニエンスストアの出店件数と比例している」というデータが、一部では出回っています。
このような問題が表ざたにならないのは、おそらく、既得権益などの大人の事情というやつで守られているからでしょう。
理解ある医師の間では、こういったナイーブな話は、世間に対して公然の秘密とされているのが現状です。
ソルビン酸単体であれば危険性は高くない。しかし先ほど説明した亜硝酸塩(亜硝酸Na)と組み合わせると毒性が高まる。ハムやソーセージなどの加工肉にはソルビン酸、亜硝酸塩の両方が使われているので要注意です。
7.パラフェニレンジアミン(PPDA)
- この成分が含まれている製品一例
-
- ヘアカラー剤
- 軽い副作用
-
- 結膜炎
- 気管支喘息
- 接触性皮膚炎
- 重い副作用
-
- 腎臓障害
- 発ガン性
- ショック症状
※その他にも有害性を示す論文多数あり
ヘアカラー剤に含まれる「パラフェニレンジアミン(PPDA)」という成分が問題視されており、これはEU諸国では、2011年に発がん性の危惧から使用が禁止された成分です。
しかし、日本では堂々と使用されているのが現状です。
私自身、これを知ってから美容室で染めてもらうときは、染める頻度を減らせるように暗めの色にしてもらっています。
8.アンチモン
- この成分が含まれている製品一例
-
- ペットボトル
- 軽い副作用
-
- 発がん
- 成長不順
- 腎臓肥大
- 重い副作用
-
- すい臓炎
- アンチモン
- 発がん
※その他にも有害性を示す論文多数あり
アンチモンは、ペットボトルに使われているPET(ポリエチレンテレフタラート)を製造するときに使われる物質です。この成分は、ペットボトルの中で少しずつ溶けだしています。
世界保健機関(WHO)の指針では、20ppbまでは安全と考えられていますが、水が詰められて数日間経ったペットボトルの中の水は、アンチモン値が550ppbと跳ね上がっているそうです。
そして、アンチモンは発がん性物質で知られ、特に温かいと溶けだす量が増えます。
だから、冬にコンビニで売られているような、温められたペットボトル飲料は最悪です。ペットボトル飲料をやめるのは現実的ではありませんが、「温かいペットボトル飲料」だけやめるだけでもしたほうがいいでしょう。
その他・危険な成分
以下の資料は、エビデンスが明示されているわけではありませんが、危険な食品添加物が豊富に掲載されているので参考になります。
おわりに:誰もあなたの健康を守れない
あなたの健康を守れるのは紛れもなくあなただけです。
まずは、裏の成分表示を見てください。
そして、できれば今回の記事で挙げたものだけでもいいので、該当していないかを調べてください。
一瞬立ち止まり、やめる日を増やす。
自分が良いと判断したものを自覚して口に入れる。
こういったことを意識する回数を増やしてみましょう。
あなたの健康リテラシーが上がれば、あなただけでなく、家族や子どもの健康も守れるかもしれません。
健康は一日にしてならず。
それではまた!