- 最強のKindle端末を知りたい
- Kindleの購入を検討しているが情報量が多すぎて決められない
- 実際買った人の意見を聞きたい
Amazonが提供するKindleは、専用の電子書籍リーダーと電子書籍配信サービスの総称です。
Kindle端末であれば、スマートフォンやタブレットと同じように、数百冊もの電子書籍をいつでもどこでも楽しむことができます。
Kindleには現在、6種類のモデルがあり、用途やニーズに合わせて選ぶことができます。
今回はキッズモデルを除いた5種類のなかから、書籍をめいっぱい楽しみたい読書家にぴったりのモデルをご紹介します。私が実際に購入した体験に基づいて、性能とコストパフォーマンスの両面から検討していきましょう。
まずはKindle端末5種類の概要を紹介!
まずはkindle端末のラインナップ5種類の情報をすべて列挙してみます。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Oasis | Kindle Scribe | ||
---|---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ | |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | |
ストレージ容量 | 16GB | 8GB/16GB | 32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB | |
本体サイズ | 高さ | 157.8mm | 174mm | 174mm | 159mm | 230mm |
幅 | 108.6mm | 125mm | 125mm | 141mm | 196mm | |
厚さ | 8.0mm | 8.1mm | 8.1mm | 3.4mm | 5.8mm | |
重量 | 158g | 205g | 207g | 188g | 433g | |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 | 不明 | |
フラットベゼル | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
防水性能 | × | IPX8等級 | IPX8等級 | IPX8等級 | × | |
ダークモード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | |
色調調節ライト | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
明るさ自動調節機能 | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
人間工学的デザイン | × | × | × | ◯ | × | |
自動画面回転機能 | × | × | × | ◯ | ◯ | |
ページ送りボタン | × | × | × | ◯ | × | |
手書き入力機能 | × | × | × | × | ◯ | |
充電ポート | USB-C | USB-C | USB-C | MicroUSB | USB-C | |
ワイヤレス充電 | × | × | ◯ | × | × | |
ネットワーク接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi Wi-Fi+無料4G | Wi-Fi | |
価格(税込) | 12,980円〜 | 16,980円〜 | 21,980円〜 | 29,980円〜 | 47,980円〜 |
- Kindle(16GB)
- Kindle Paperwhite(8GB/16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
- Kindle Oasis(8GB/32GB)
- Kindle Scribe(16GB/32GB/64GB)

とはいっても、ベストな端末がどれなのかわからん!!という人もいるだろう。そんな人のためにKindle端末の正しい選び方をこれから解説する。考え方の参考にしてほしい。
【オレ流】Kindle端末の正しい選び方【優勝端末は〇〇】
ここからは以下の端末を、最後の1つになるまで消去法でどんどん減らしていきます。
- Kindle(16GB)
- Kindle Paperwhite(8GB)
- Kindle Paperwhite(16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
- Kindle Oasis(8GB)
- Kindle Oasis(32GB)
- Kindle Scribe(16GB)
- Kindle Scribe(32GB)
- Kindle Scribe(64GB)
テンポよく消していくので、フムフムと楽しみながら読み進めてください。
優勝Kindle端末をみる
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)


ストレージ容量が多いものを選ぶ(最低でも16GB)
ストレージ用量が少ないと、本をダウンロードできる数が制限されます。Kindleを購入される方は読書家の方が多いと思うので、この時点でアウトです。ちなみに、マンガとかは超絶少ないです。
容量 | 活字本 | 漫画 |
---|---|---|
8GB | 2,800冊 | 160冊 |
16GB | 5,600冊 | 320冊 |
32GB | 11,200冊 | 640冊 |
例が悪いかもですが、こち亀は全200冊ですので、8GBだと全てダウンロードすることができません。
仮に、活字本だけなら2,800冊ダウンロードできます。しかし、容量が圧迫されるほどKindleが重くなり、その分ストレスフルな使い勝手になる未来が目に見えています。それに、マンガは読まなくても、図解本などのハウツー系の本はかなり容量重いです。
つまり8GBは、ジョジョの奇妙な冒険のDio様からすると「貧弱貧弱ぅ!!」ということ。
このことから、最低でも16GB、理想は32GB欲しいところです。
- Kindle(16GB)
- Kindle Paperwhite(16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
- Kindle Oasis(32GB)
- Kindle Scribe(16GB)
- Kindle Scribe(32GB)
- Kindle Scribe(64GB)
充電ポートが「USB-C」であること
現在、「microUSB」は主流ではありません。私が使用する機器も、一部を除いて、ほとんど「USB-C」へ移行されています。スマホなんかも、「USB-C」が主流ということもあり、かの有名なアップルもライトニングケーブルから「USB-C」に仕様を変更したとか。
そして、現状において、Kindle端末「Kindle Oasis(32GB)」は「microUSB」です。ここで、オアシスさんが脱落です。他の機種のように最新モデルではないので仕方ありませんね。(Amazonはオアシスの最新版の開発をするつもりがなさそう)
- Kindle(16GB)
- Kindle Paperwhite(16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
- Kindle Scribe(16GB)
- Kindle Scribe(32GB)
- Kindle Scribe(64GB)
本を読むのがメインなら手書き機能を捨てろ
唯一、Kindle端末で手書きできるモデル「Kindle Scribe」があります。
しかし、Kindleを購入する多くの場合は、「本を集中して読むこと」です。本のための時間を作りたい人がKindleの端末をわざわざ購入しますよね。ここで手書き機能は必要なのかという話です。
そもそも、手書きするならKindleを片手にノートでもいい気がします。
ここまで来るともはや浪漫で選ぶ酔狂な人だけにしかおすすめできません。ということで、この機種も脱落です。
- Kindle(16GB)
- Kindle Paperwhite(16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
液晶がどんな場所でも「見やすいか」で選ぶ
フロントライトは、スマホやタブレットのように自ら発光せず、直接目を照らさないフロントライト方式のため目に優しく、紙のような読み心地を再現しています。
就寝前の読書、飛行機の機内や夜行バスでの利用など、フロントライトが役に立つケースはたびたびあります。そんなフロントライトの機能が、最も安価なKindleには4個しかついていません。(他は17個以上ついている)
フロントライトの数が多ければ多いほど、また、屋外の明るい日差しの中でも周囲の明るさに合わせて読書を楽しむことができます。このことから、より汎用性を高めるためにはKindleは除外となります。
- Kindle Paperwhite(16GB)
- Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)
最後はコスパで選ぶ
さて、Kindle Paperwhite(16GB)とKindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)どちらを選ぶかはコスパです。
そこで、Kindle Paperwhite(16GB+広告なし)とシグニチャーエディション(32GB+広告なし)の金額を比較してみました。
容量 | 価格 | |
---|---|---|
Kindle Paperwhite | 16GB | 19,980円 |
シグニチャーエディション | 32GB | 21,980円 |
この2,000円の差でどのような機能が増えるのか。そこが決め手だと思います。
その答えが以下の3つ!!!!
- ワイヤレス充電
ワイヤレス充電スタンド(別売り)に置くだけで充電することが可能。一度、ワイヤレス充電を知ったら戻れない。これは経験者のみわかります。
- 明るさ自動調整
ディスプレイの明るさを環境に合わせて自動的に調整してくれる。例えば、寝室だと目に優しい弱めの光に。明るい場所ならしっかり見えるように明るい光に自動的に調整してくれます。地味だけど最強に便利。
- 32GBの容量
通常モデルでは最大16GBまでしか保存できない。大は小を兼ねる。ただそれだけ。だが、そのインパクトは大きすぎる。スマホの容量も256GBより512GBがいいでしょ!?
え?保存できる容量が2倍になって、明るさも自動調整してくれて、ワイヤレス充電スタンドにも対応して価格差が2,000円!?Kindleなんて3~5年ほどは使う長き相棒です。ここで2000円ケチる理由はあるのか。
そろそろ答えは出ましたね。
最終的に残った選手は、Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)でした!


勿論、「Kindle本体+カバー+保護シール+ワイヤレス充電器」をすべて購入すると、結構いい値段しますので、そこは覚悟してください(笑)



なんだかんだで、ワイヤレス充電器のインパクトが最も強かった。前のように充電プラグを抜き差しする必要がゼロになったのはだいぶストレスフリーだぞ。
おわりに:あなたに合うKindle端末を見つけ出そう!


いかがだったでしょうか。
本日紹介した選び方は、私が実際にKindle端末を購入する際に選んだ方法です。
しかし、個人的には超合理的に選べたかなあと満足しています。
勿論、あなたが最先端のテクノロジーに興味があるとかだったら、全然「Kindle Scribe」を選んでもOKですし、安さこそ正義と思うなら「Kindle」を購入しても勿論いいでしょう。
でも、コスパや機能諸々で悩んでいるならシグネチャーエディションがその悩みを消し飛ばすということは最後に強調しておきます。

