
良い習慣を取り入れたいんだけど
良い習慣ってどんなものがあるの?
ついでに良い習慣の続け方やコツを知って人生を豊かにしたい!!
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
皆さんはこんな言葉を知っていますか?
「はじめはまず人間が習慣を作り、それから習慣が人を作る」
こういった言葉があるように、
習慣には人生を変える大きな力があります。
「それはなんとなくわかっているけど、どうにもこうにも続かない。」
その気持ち、痛いほどわかります。
私自身、早起き、読書、筋トレ、語学学習、瞑想など、有益だと思われるさまざまな習慣を始め、そして、挫折してきました。
挫折の数には自信があります。苦笑
しかし、今では瞑想や読書をはじめ、さまざまな習慣が、歯磨きとおなじように「やらないと落ち着かないレベル」になり、自動レベルアップの日々を過ごしています。
そこでこの記事では、意志の弱い人でも習慣化に成功する方法を徹底解説していこうと思います。
その他にも、これから「どんな習慣を取り入れようか」と思っている方のために、「続ければ人生が豊かになる習慣リスト」をたくさんまとめておきましたので、よろしければ参考にしてください。
この記事に書いてあることを実践すれば、「あなたが得たい習慣をモノにして、より豊かな人生を歩める未来」を手に入れることができるでしょう。
それでは参ります。


習慣化に必要不可欠な「参ノ型」を覚える


良い習慣を継続するためには「3つの型」があります。
以下で紹介する原則を守るのが基本方針です。
- 壱.習慣は「1つずつ」取り組む
- 弐.習慣は「小さく」始める
- 参.結果に執着しない
この「3つの型」をマスターしたあなたは無理することなく、習慣をモノにできるようになります。
習慣の呼吸、壱ノ型、「壱点集中」
壱.習慣は「1つずつ」取り組む
良い習慣を取り入れるときは、1つずつ取り組みましょう。
例えば、いきなり、
- 決断力を上げたいな
- 瞑想も始めたかったんだった!
- 体も柔らかかったらかっこいいな
と、さまざまな習慣を掲げたからといって、
- 物事を5秒以内に決断する!!
- 毎日瞑想15分!!
- 毎日30分ストレッチ!!
という習慣を取り入れるのは非常に危険だということです。
なぜなら、人間の性質には「変化を感じると、その変化の度合いに応じて、過去の自分に戻そうとする力」という生存本能が働くようにできているからです。これは生物である以上、全員が持っている機能。
つまり、「新しい習慣をいっきに始めようとすると、私たちの脳は、さまざまな理由をつけて諦めさせてくる」ということです。なので、「一つずつやる」ということが大切になります。
例えば、「”毎日瞑想を15分する”を6週間継続できたら、”毎日30分ストレッチ”にチャレンジしよう」とする。結果的に一つずつ習慣化していくことが、習慣化の近道になるのです。
習慣の呼吸、弐ノ型、「最小石火」
弐.習慣は「小さく」始める
大きな習慣は、「小さな習慣の積み重ね」から生まれます。
なので、最初は自分が毎日できる最小単位で始めてください。(最小単位には個人差があります)
極端な例を出すなら、「瞑想」を習慣化したい場合、「1分」からスタートしてもいいということです。(ストレッチをするなら、デスクに座りながらできるレベルのものだけから始めるといった具合)
すると、ある心境の変化が沸き起きることを実感できるはずです。
それは、「物足りない!!」「もっとしたい!!」といった感情です。
そう思うようになったらシメたもの。ほぼ成功です。
「しなければならない」よりも「したい」という感情のほうが圧倒的に強いです。
ここで、壱と弐の合わせ技もあるので紹介しておきます。
- 壱の工程で、「毎日15分瞑想をする」を習慣化すると決めたとする
- 弐の工程で、新しく習慣化したいと思うことを最小単位ではじめてみる
このようにすることで、ベースとなる習慣を続けつつ、お試し感覚で、新しい習慣をつまみ食いできるのです。
自分にピッタリとハマる習慣に出会うと、一瞬で身に付くケースもありますので、最小単位でどんどん新しいことにチャレンジしてみることをおすすめします。
習慣の呼吸、参ノ型、「無限継続」
参.結果に執着しない
結果に執着しないことも大事です。
なぜなら、習慣化で失敗する人は「結果が出ないからやめた」というケースがとても多いからです。
確かに、成果が出る速さには個人差があります。
早く結果が出てしまう「天才」と呼ばれる人もいるでしょう。
しかし、凡人は天才に打ち勝ってきました。
凡人は努力の天才になる素質があり、その素質はどんな天才をも超える潜在能力を持っているのです。
イチローも今こそ天才と言われてますが、当初は凡人だったと言われていました。
ですが毎日バットを振り続けてきたからこそ、世界であれだけ活躍できるようになったのです。
カーネルサンダースも、事業の失敗を繰り返し65歳で財産のほとんどをなくしたにも関わらず、そこから「過去に経営していて人気メニューだったフライドチキンのレシピを売る」というフランチャイズで復活を遂げました。
ピカソだって、いまだに高い評価を受けているのは、彼が圧倒的な作品数をコツコツと創造し続けてきたからこそです。
結果に執着せず、将来の自分のための自己投資だと思って続けていきましょう。
たとえどんな結果になっても、「続けたこと」自体が、あなたの大きな財産になります
ただし、例外もあります。
例えば、完全に夜行性で、夜に頭がフル回転するような人が「早起きをする」という習慣にチャレンジするといったように、「自分には明らかに合わない習慣を選択してしまった」と気付いたときは、いさぎよく別の習慣に切り替えるのもまた、結果に執着しない賢い選択の1つです。
ちなみに、習慣というのは、身につくのに時間がかかるものと、そうでないものがあります。
習慣化に慣れていない方はまず、短期で身につけられる習慣からチャレンジしてみるというのもおすすめです。ただし、長期になるほどリターンもでかいというのも頭の片隅に置いておきましょう。(以下参考)
- 貯金
- 片付け
- あいさつ
- 時間管理
- 靴を揃える
習慣化|実践3STEP


ここからはいよいよ、「習慣化を成功させるための3つのステップ」を解説していきます。
習慣化を成功させるためには、
「自分には何が足りなくて、それを補うためにはどういう習慣を取り入れると良いか?」といったように、自分を客観的に見ていく必要があります。
STEP1:悪い習慣の断捨離をして「余白」を作る
まずは、すぐにでもやめたい習慣はなにかをきめましょう。
遅起き、夜のスマホ、お酒やたばこ、猫背、悪口、汚い字、ネガティブ思考など、自分の中に染みついてしまっているものであれば全て習慣です。
どれが試しに選んでみてください。
悪い習慣を断捨離することで、それに今まで使っていた時間や労力や心の浪費が無くなり、「余白」が生まれます。
余白があることで良い習慣もすんなりと取り入れやすい土壌が出来上がります。
悪い習慣のやめ方については以下の記事をご覧ください。


STEP2:新しい習慣を決める
ここからは、新しい習慣を決めていきましょう
とはいえ、
「習慣って例えばどんなものがあるの?」
という方もいると思うのでまとめてみました。
バイキング形式であなたが欲しい習慣化を選んでみましょう。
1.自己投資
- 言語取得
- メモ帳を持ち歩く
- 本を毎月1冊購入する
- 資格取得の学習をする
- セミナー、勉強会に出る
- 毎月一回は新しい体験をする
- 人生計画を立て直す(30年・10年・5年・3年・1年・一か月・一日)
2.お金
- 他人におごる
- 家計簿をつける
- 資産運用をする
- ギャンブルをやめる
- 毎月一定額を貯金する
- 本当に必要なモノだけ買う
- コンビニのおつりを寄付をする
3.精神充実
- 瞑想をする
- 感謝をする
- 人と比べない
- 自然と触れ合う
- 脱いだ靴は揃える
- 好きな音楽を聞く
- 部屋を清潔に保つ
- 不要なものは捨てる
- 鏡を見たら反射で笑顔
- ありがとうを口癖にする
- 「今日良かったこと」を3つかつ
- 「ツイてる」と思うことを見つける
- 一日に最低一回は人にためになることをする
- 「遅い」「いまさら」「どうせ」は禁句にする
- 嬉しいこと、感動した気持ちはどんどん周りの人に伝える
4.時間活用
- 即決する
- テレビをつけない
- 約束の五分前につく
- 時間活用を改善し続ける
- 前日に翌日の計画を立てる
- 雑用はまとめてタスク処理する
- 最重要事項を優先的に済ませる
- メールチェックに回数制限と時間帯も設ける
5.健康と美
- ストレッチをする
- 日光を30分浴びる
- 早寝早起きをする
- 摂取カロリー意識する
- 筋力トレーニングをする
- 着る服にこだわりを持つ
- 身だしなみを鏡で整える
- サプリメントを取り入れる
- 寝る二時間前からブルーライトを見ない
- どんなときでも肌の手入れは手を抜かない
- 姿勢に気を付ける・椅子の背もたれを使わない
6.人間関係
- 人を許す
- 聴き上手になる
- ホメ上手になる
- 大声で挨拶をする
- 結論から先に言う
- 知ったかぶりをしない
- グチ・不満をいわない
- 常に相手の名前で呼ぶ
- 1日の40%は笑顔でいる
- 相手のための行動をする
- 物事をwin-winで考える
- 人が読む字はなるべく丁寧に書く
- いいところを見つけるのが得意になる
- 忙しくても「了解」だけはすぐ返信する
- レジの人にもタクシーの人にも不愛想な店員にも「お願いします」という
STEP3:いざ!!習慣化チャレンジ!!
ここまでであなたは、
- STEP1で悪い習慣を改めました。
- STEP2で新しい習慣を決めました。
ここからは、先ほども紹介した3つの型を意識しながら、実際に取り組んでいきましょう!!
- 壱ノ型:良い習慣は「1つずつ」取り組む
- 弐ノ型:習慣は「小さく」始める
- 参ノ型:結果に執着しない
- 3 日:続けるか迷うレベル
- 3週間:続けれそうという自信がついてきてるレベル
- 30 日:続けるのが苦じゃなくなっているレベル
- 3か月:やらなければ逆にイライラするレベル
- 3 年:無意識/歯磨きレベル
まずは3日間。
いや、3週間を目標に頑張ってみましょう!!!
とはいえ、まだ「続けられるかどうか不安」という方のために、「習慣化に失敗しないコツ」を最後に書き記して、この記事を締めくくりたいと思います。
習慣化を失敗しない3つのコツ


1.習慣の1つ前の行動を考える
習慣化を失敗しないためには「習慣そのもの」の1つ前の行動を考えてみましょう。
例えばあなたが「早起きを習慣にしたい」とします。
そのとき、あなたは「いかに早く起きるか」ということを心掛けるはずです。
ですが、それは失敗しやすいです。
なぜなら、1つ前の行動を考えてないからです。
1つ前の行動を考えるとは、以下のようなことを指します。
- あなたは「毎日早起きをする」という習慣を決めた
- だから、その1つ前の行動である「寝る時間」を決めた
- さらに1個まえの「11時までにシャワーを浴びて髪を乾かす」
1つ前の行動を決めるだけでも充分ですが、③のように、2つ前の行動まで決めておくと、早起きの準備は完全に整うので成功率が劇的に上がります。
2.誰かのためにやる
自分が習慣を取り入れることで喜んでくれる人のことを考えてみましょう。
なぜなら、人は元来「自分が生きる意義というのは、他人から見いだすもの」だからです・
例えば、
「資格試験の勉強を習慣化して専門スキルを身に着け困っているお客様を助けたい」
「筋トレを習慣化して健康を維持し、家族の幸せのために働きたい」
といったように、習慣化を達成すると見えてくる景色を思いっきり想像するのです。
自分のためだけでなく、他人のためになると思って取り組むと、習慣化の成功率はさらに高まることまちがいなしです。
3.習慣化したい行動をしやすい状態にする
習慣化するためには、習慣化したい行動を常にしやすい状態にすることを心がけることも有効です。
例えば、あなたは「勉強」を習慣化したいとします。
「ならば、勉強だけが出来るような環境にしよう」といった感じです。
例えば、
- 机の周りを整然とさせる
- スマホの電源を切って引き出しにしまう
といった感じです。
もう一つ例を見ておきましょう。
「毎日笑顔でいる」という習慣を持つのなら
- 楽しいことを探す
- 周りとの関係性をよくしておく
習慣をつくるためには、習慣を実行しやすい環境を自分から作るということです。
おわりに:良い習慣は良い人生をつくる


いかがだったでしょうか。
最初は本当に小さなことからでいいんです。
習慣は日々の小さな繰り返し。
その繰り返しが積み重なり素晴らしい人生が創られます。
今日からあなたが求めている自分に近づくための習慣を手に入れましょう!!
それではまた!!