- 日記のメリットって何?
- 日記の書き方ってあるの?
- おすすめの日記帳があるなら教えてほしい
日記、書いていますか?
「日記=文系女子」みたいなイメージがあるなら、超絶損してます。(恥ずかしながら、私も最初は「日記なんて」と思っていました。)
でも、そのイメージを覆すほど、日記にはすごい力があるんです。
例えば、ストレス解消になったり、頭の中が整理できたり。人生の方向性が180度変わることだってあるくらい、日記はマジで便利なツールなんです。
そこで今回は、日記についての知識をモリっとまとめて紹介します。
具体的には、日記を書くメリット、日記の書き方と継続法、おすすめの日記帳など網羅しました。
この記事を読めば今日から自然と日記を使いこなす「日記マスター」になれるように構成してあります。
書き始めて知ったことだが、意外と男性の成功者っていっぱい日記を書いている。政治家や企業家に至るまで、日記上手は成功上手。コレは本当に衝撃的だった。
日記を書くことの3つのメリット
ここでは日記を書くことのメリットを紹介していきます。
- 頭がスッキリして集中力アップ
- 未来への原動力(パワー)になる
- 自分の人生の変化に気づくことができる
- ストレス解消でメンタルが鍛えられる
- アウトプットで創造性がアップする
それでは順番に見ていきましょう。
1.頭がスッキリして集中力アップ
日記を書くことで、散らかった思考が整理できて頭がスッキリします。
思考が整理されることで、脳本来の処理能力を取り戻せます。つまり、マインドフルな状態です。
そうなったらこっちのもん。集中力が高まり、正しい選択ができるようになったり、新しい発想が生まれたりする確率が上がります。仕事の課題や人間関係の悩みもパッと解決するはず。
今までごちゃごちゃした脳では解決できなかった問題が、あっというまに片付く可能性が生まれるのです。
2.未来への原動力(パワー)になる
日記を読むことによって、過去の記憶を等身大のまま振り返ることができます。
- 印象的な出来事
- 悔しかった気持ち
- 夢中になってたこと
- 時間を費やしたこと
- 忘れそうだけど大事なこと
自分が死ぬほど頑張ったときの出来事や、泣きたいほどの悔しい気持ちなどが備忘録として記録されているのが日記です。
これらを読み返すたびに、自分を奮い立たせることができます。日記は未来へのディーゼルエンジン(パワー)なのです。
3.自分の人生の変化に気づくことができる
日記をある期間置いて読むと人生での変化がわかります。
例えば、自分が書いた日記を2~3ヶ月ごとに読み返すことで、自分の人生の大きな変化に気づくことができます。日記を書いていないと、一緒に暮らしている家族の変化と同じレベルでマジでわかりません。
1日、1週間、1カ月単位で、あなたの人生にどんな変化が起きたか?
物事への向き合い方、価値観、身の回りの環境…。自分でも気づかない成長が文字として現れます。
4. ストレス解消でメンタルが鍛えられる
日記を書くことで、頭のなかのものを外に吐き出すことができます。すると気持ちがすっきりします。
逆に、自分の頭のなかに抑圧したままじゃ体調を崩したり鬱になったりすることも。文字にすることで上手にストレスを処理できるのです。
特に最近の猛スピードな社会では、ストレスは避けられません。日々のストレスを紙にぶつけていけば、どんな大きな山場も乗り越えられるメンタルパワーが身についていきます。
5. アウトプットで創造性がアップする
日記を書くという行為自体がアウトプット。創造性が刺激されます。
文字にすることで右脳が活性化し、新しい発想が生まれやすくなるのです。これは脳科学的にも証明されています。
普段の生活では浮かばない斬新なアイデアや、これまでにない解決策が「ドバッ」と頭にひらめくはず。思考のスパイスになること請け合いです。
日記を継続するための3つのコツ
日記は継続が難しいランキング上位の行動のイベントです。
みなさんも一度はチャレンジをして、挫折をした経験があるかと思います。
では、日記を継続するにはどうすればいいか?
ここからは、日記を継続するコツを以下の3つを順番に紹介していきます。
- 毎日書くと決める
- 短い文章から始める
- 道具にこだわってみる
毎日書くと決める
日記を継続する第一歩は、「毎日欠かさずに日記を書く」という決意を固めることです。
根性論みたいですが、結局これが一番継続できるコツになります。
ただ漠然と「書けたら書く」というスタンスでは、「今日はネタがないから明日書こう」とか「なんか頭が働かないからまた明日…」となるのがオチです。
ネタがないならネタがないということを書いてください。
頭が働かないならそのことを書いてください。
そこで大前提として「例外なく毎日書く」という強い意志をもつことが大切です。これが継続の根幹を成すマインドセットなのです。
毎日欠かさず書くことを最初から諦める必要はまったくありません。まずは1行でも構いません。そこから徐々に量を増やしていけるはずです。
短い文章から始める
「毎日書くと決める」と言いましたが、やるとなると大変ですね。
だからハードルをとことん下げます。始めは1行日記からスタートしましょう。
1行日記が習慣化できたら3行日記に、5行日記と少しずつ内容を増やしていきます。無理のないペースで量を追加していけば、いずれ本格的な日記が書けるようになるはずです。
最初から完成された長文が書けないことに焦らず、コツコツと自分のペースで積み重ねていきましょう。大事なことは毎日欠かさずに日記を書くこと。量は後からついてきます。
道具にこだわってみる
日記道具にもこだわってみるのがおすすめ。
キレイなノートや高級なボールペンや万年筆を用意することで、書くモチベーションが高まります。
一見すると無駄遣いに見えますが、実はとても効果的。モチベーションを保つ意味でも大切な要素といえるでしょう。
ぜひ自分好みの日記帳を選び、質のいいペンを揃えてみてください。
ちなみに私は5年日記を使っているのですが、これがちょうど3行分くらいの構成になっているので、私自身、無理なく続けられています。(詳しくは後述します)
日記の書き方
実は、日記と一口にいってもさまざまな「書き方」があります。
- 悩みを解決するために書く日記
- ポジティブになるために書く日記
- 客観的に物事を考えるために書く日記
このように、自分が抱えている問題や目標によって、書くテーマを変えられる点も日記の魅力です。
ここでは、科学的に実証されている日記の書き方をいくつかレクチャーしていきます。
普段の日記をベースにしつつ、自分の気持ちを整えるための日記術も併せてマスターしていきましょう。
スリー・グッド・シングス
スリー・グッド・シングスは以下のような効果を得られます。
- 幸福感アップする
- 抑うつ感の減少する
- ストレスが耐性アップする
やり方を一言で説明すると、「毎日いいことを3つ書くこと」です。
詳しく知りたいという方は別記事をご用意しましたのでそちらをごらんください。
エクスプレッシブ・ライティング
エクスプレッシブ・ライティングは、1980年代にアメリカの社会心理学者ジェームス・ペネベーカー博士によって生み出された方法です。
エクスプレッシブ・ライティングは以下のような効果を得られます。
- ストレスが軽減する
- 気持ちが整理できる
- 客観的に自分を見られるようになる
やり方は、「自分の不安やネガティブな感情を書くだけではなく、思い付いたこと」を片っ端から書き殴る。たったこれだけです。書き終わったらスッキリしますよ。
おすすめ日記3選
さいごにおすすめの日記を紹介させてください。
私が現在使っているもの、過去に使ってよかったもの、書店で見つけて思わず欲しい!!と思ったもの、3つに厳選してお届けします。
アーティミス 3年日記(B6)
こちらは、以前私が使っていたタイプの日記帳です。
日付が書かれていないので、好きなタイミングから始めることができます。仮にサボっても、空白にならないことが大きな利点になります。
とはいえ、いちいち日付を入れなければならないので、毎日書くと決めた人にとっては向きません。
高橋書店 3年日記(A5サイズ)
こちらは私が現在使っている日記です。
5行構成になっていますが、実質b5サイズにして2,3行くらいの量しかないのですぐに書き終わります。
一年ごとの同じ日が見比べられるので、毎年の成長や心の変化を見逃さずチェックできるのが気に入りました。
石原出版社 10年日記(B5)
コチラは10年日記で、B5サイズで4行書けます。
まさに「ずっと続けていく」という強い意志がある方にうってつけの商品ですね。仮に30歳から80歳まで書いても5冊で済みますから、死ぬ間際とかに我が子に託すときにも向いてそう。
5年日記同様、各年の同じ日の内容が読み比べできます。名入れが無料なのもうれしいですね。高橋書店のものと迷っていて、結局購入を見送りましたが、今見てもそそられます。
おわりに:毎日の記録をすることで思考がよりクリアになる
いかがだったでしょうか。
日記は、あなたの人生に大きなプラスをもたらすツールです。
毎日の記録をすることで思考がクリアになり、客観的に自分を分析できたり、正しい判断力を取り戻したりと、さまざまな効果を実感できます。
気になった方はぜひこの機会に日記を始めてみましょう。
それではまた!