サプリを毎日摂っているのに効果がでない。
そもそもサプリメントってなんか怪しいものが多い気がする…。
信頼できるサプリの選び方を知って健康になりたい!!
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
サプリメントや健康食品を日常的に利用されている方が国民の約4割に達しているといわれています。(※)
これを人数にすると、なんと5028万人(1億2570万人×4割)もの人が使用しているのです。
「サプリ=予防医学」という観点からみると、とても素晴らしい数値だと思います。
しかし、残念なことは、その半数以上が「でたらめにサプリメントを選んでいる」という事実があることです。
そこでこの記事では、さまざまなサプリメントメーカーを購入し飲んでいくうちにわかった、「サプリの正しい選び方」を5つに分解して解説していこうと思います。
この記事を読むことで、大当たりのサプリをカンタンに見つけることが可能です。
最強サプリの選び方を「5つの基準」で解説
まず、以下の基準でサプリを選んでいるとしたらハズレの可能性が高いです。
「TVのCMに流れていて気になったから」
「いろんな成分が入っていてお得感があったから」
「○○さんにすすめられたからとりあえず飲んでいる」
「ネットでたまたま見つけたものが良さそうだったから」
私自身、過去にそのような選び方をしてたくさんの失敗を重ねた苦い経験があります。
そんな私が、これまで数百種類のサプリを摂取するなかで見つけた「正しい選び方」の基準は5つです。
- 「余計な付加価値をつけていないサプリ」を選ぶ
- 「余計な経費をかけていないサプリ」を選ぶ
- 「GMP(医薬品製造基準)を満たしているサプリ」を選ぶ
- 「1日あたりのコストが妥当」を選ぶ
- 「原価率が30%以上のサプリ」を選ぶ
1つずつ解説します。
基準01:「余計な付加価値をつけていないサプリ」を選ぶ
余計な付加価値をつけていないサプリを選びましょう。
逆に、余計な付加価値をつけている場合は、選ぶことをおすすめできません。
ちょっと信頼できません。
「余計な付加価値」とは以下のような例です。(この例ではビタミンCを売りたいとする)
- ビタミンC:1000mg
- ビタミンB2:0.3mg(←コレ!)
※ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2を抱き合せ販売することにより、ビタミンC単体で購入するよりも値段が上がります。
しかし、この例におけるビタミンB2の含有量は微々たるものなので、「※ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」といったような効果は期待できません。
ビタミンCとB2は比較的相性がいいとされています。ですがこの程度の量では、相性も相乗効果もへったくれもないのです。
「じゃあ、なんでそんなビミョーな量を入れてくれてるの?」という問いの答えは、「スケベ根性」になります。
「有効成分を入れたんだから少しくらい高くしてもいいよね?」というスケベ根性に騙されないためには、ビタミンCだけ摂れるサプリを購入したほうが無難なのです。
もしビタミンCと一緒に摂るべき成分があるなら、個々に購入したほうが間違いなくコストは抑えられます。
付加価値をつけていても「スケベ心」に該当しない業者があることも踏まえておきましょう。(以下)
1.おおざっぱに栄養を補給することが目的である、「マルチビタミン」や「マルチミネラル」は有益。
2.本気で相乗効果を狙って調合してくれている業者様は有益。
スケベ心がある業者というのは、「ビタミンB1:0.3mg」と表記しただけで、「このサプリにはビタミンCだけでなく、ビタミンB1の効果もあります!!」と堂々と謳っている商品に対してです。
基準02:「余計な経費をかけていないサプリ」を選ぶ
余計な経費をかけていないサプリは信頼できます。
特に、余計な経費の代表格は以下のとおりです。
- パッケージが異常に魅力的
- CMや雑誌などでよく見かける
- google検索の広告枠にずっとある
- YouTubeやFaceBookの広告で見た
- SNSでやたらとブームになっている
ローソンの「マチカフェ」や、セブンイレブンの「金の○○」シリーズなど、パッケージが異常に魅力的なのは凄いデザイナーとディレクターがスゴイ人数で考え出したからです。これには莫大な費用が掛かります。
CMに多大な費用がかかることはご存じだと思います。google検索窓、YouTube、FaceBookの広告枠なんかも1クリックされるたびに300~1000円なんてザラです。
SNSでブームになっているものも要注意。インフルエンサーにお金を払い、ステマをさせている可能性が高いです。今の時代だとさらに巧妙で、「インフルエンサーではないけど今ドキな一般人」を起用して、宣伝する企業が後を絶ちません。
ここまで過剰な宣伝費をかけていなくとも素晴らしい商品はしっかりと売れますし、長期にわたり存続するのです。というより、広告費に莫大な費用をかけると原価率はどんどん下がります。
原価率の話の続きは、”基準05:「原価率が30%以上のサプリ」を選ぶ”でお伝えします。
基準03:「GMP(医薬品製造基準)を満たしているサプリ」を選ぶ
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、サプリメントの同一性、純度、濃度、組成を確保するために、企業が従わなければならない「医薬品製造基準:GMP」を確立しました。
GMPを設定することによって以下のような弊害を防ぎます。
- 製品の汚染を防ぐ
- 間違った成分が入ることを防ぐ
- 有効成分の量が多すぎることを防ぐ
- 有効成分の量が少なすぎることを防ぐ
- 不適切な梱包やラベル表示を防ぐ
上記のような問題を防ぐためにサプリメントの製造設備を定期的に検査するための基準がGMPというわけです。
安かろう悪かろうを防ぐのがGMPの役目というわけね。
GMPは、アメリカをはじめとし、日本などの他国にも独立機関を設けて品質検査を実施しています。
これらの検査に合格した製品には、品質保証のシールを表示することが可能です。
アメリカをはじめとし、日本や他国についても独立機関を設けて品質検査を実施しています。(実施している代表的な組織は以下参照)
つまり、基本的には「GMP表示があれば最低限の安全は確保されていて一定の効果が期待できる」ということです。
反対に、「GMP表示がないということは、効くかもしれないし全く効かないかもしれない。リスクもあるかも」といえるので、選ぶ際には注意が必要です。(ただし、GMP表示がないサプリが全てダメだと言うつもりは一切ありません)
ちなみに、アメリカではGMPよりももっと厳しい基準である、「cGMP」という認証を採用しています。
「cGMP」は、「原材料の仕入れ・中間製品・最終製品の各段階の全て」で品質保証が求められ、科学的に有効な方法で同一性を試験しなければなりません。さらに、FDA(アメリカ食品医薬品局)という連邦政府機関が直々に製造施設を検査するのでより高い基準が求められます。
私がいつも利用しているアイハーブのサプリのうち99%はcGMPの基準をクリアしている。
アメリカで運営されている通販サイト(アイハーブ含む)は、「cGMP」でも「GMP」と表記している。これらは全て「cGMP」だから安心してくれ。
基準04:「1日あたりのコストが妥当なサプリ」を選ぶ
サプリの値段と成分の含有量が釣り合っているものは信頼できます。
これらが釣り合っているかどうかを調べるには、「1日あたりのコスト」を調べてみるとわかりやすいです。その公式は以下。
2つの商品を比べてみましょう。(パッと見どちらがオトクに見えますか?)
- A商品=2200(円)÷240(粒)×1(粒)=9円(1日あたり)
- B商品=1000(円)÷180(粒)×2(粒)=11円(1日あたり)
メモ:目標値が1日1000mgということは、B商品の場合は2粒必要になるので、1日あたりのコストが必然的に上がります。
結果を見てみると、A商品のほうが断然お得であり、B商品を購入し続けることで損が発生することがわかります。
上記の例を参考に計算してみますと、1年続けると730円(2円×365日)、10年続けると7300円(2円×365日×10年)ほどの金額の差が生まれます。
今回の例はたった2円違うだけだったのでこの金額で済んでいます。しかし、仮に10円違うものだと、1年続けると3650円(10円×365日)、10年続けると36500円(10円×365日×10年)ほどの金額の差が生まれます。
このように、2つ以上の商品の「1日あたりのコスト」を比べることで、信頼できる企業を見抜けることを覚えておきましょう。
ただし、見た目上の成分が同じでも、製造法や加工方法によって値段が変わる場合があるから一つの目安にしておこう。
基準05:「原価率が30%以上のサプリ」を選ぶ
さきほどのコストは、A商品とB商品と二つの商品を比べる手法でした。次に紹介するのは、お店と消費者のシーソーゲームです。
原価率が高いサプリについても信頼できます。原価率とは、「商品そのものの製造にかかった金額の割合」です。
つまり、以下のようになります。
- 原価率が高いと、、、お店は損する
- 原価率が高いと、、、消費者は得をする
例えば、2000円のサプリがあったとして、製造コストが800円だったとします。これは、原価率25%です。その中からCMなどの広告費や人件費など、その他のコストが40%だとすると、利益率は35%(700円)ということになります。
上記を踏まえた上で一つ問題です。
これら二つの商品のうち、どちらが私たちにとってオトクな商品でしょうか?
答えは、A商品です。なぜなら、「A商品をつくるための費用に40%」充てているからです。
つまり、A商品はB商品よりも10%高い費用をかけて商品を開発しているので、質が良い可能性が高いということ。
とはいえ、「そもそも原価率がわからないから困ってんだ!」という方もいるかもしれません。ということで、サプリの原価率をざっくりと調べてみました。(平均値)
- D〇C≒37%
- ファ〇ケル≒33%
- サントリーウ〇ルネス≒13%
- 一般的に市販されているサプリメント≒10%
- アイハーブのサプリ≒37~55%
おわりに:5つの基準を満たしたサプリ=最強のサプリ
本日のまとめ
- 「余計な付加価値をつけていないサプリ」を選ぶ
- 「余計な経費をかけていないサプリ」を選ぶ
- 「GMP(医薬品製造基準)を満たしているサプリ」を選ぶ
- 「1日あたりのコストが妥当」を選ぶ
- 「原価率が30%以上のサプリ」を選ぶ
これら5つの選び方を得た今のあなたは、サプリを見る目が圧倒的に変わったことを実感できるはずです。
試しに、今所持しているサプリを検索してみてください。
いかがでしょうか。
もしかすると、げんなりしたかもしれません。衝撃を少なからず受けたかもしれません。
これを機に、あなたのサプリ人生はここから新たにスタートします。ゲームで例えると「強くてニューゲーム」です。自分に真に合うサプリを選ぶ旅に出かけましょう。
尚、サプリ選びに絶対失敗したくない方は、本日紹介した「5つの選び方の基準」をすべて満たしている【iHerb(アイハーブ)】という通販サイトにてサプリを選ぶのが無難です。
私自身、ほとんどここでしか購入しません。失敗も2%くらいしかしておりません。(500個買ったら10個くらい)しかも、毎日なんらかのビッグセールを行っているので、原価率50%も夢ではありません。
あなたのサプリライフがもっと輝きますように。それではまた!